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【小説】ロックバンドが止まらない

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オリジナル小説です。 とあるバンドの話です。 何卒よろしくお願いします。
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2024年6月の記事一覧

【小説】ロックバンドが止まらない(80)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(79)  顔見せライブが終わってから、神原はそれま…

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3週間前
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【小説】ロックバンドが止まらない(79)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(78)  一組目のバンドは演奏自体は悪くなかったも…

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3週間前
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【小説】ロックバンドが止まらない(78)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(77) 「どう? 泰斗君はどう思った?」 「どう思…

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3週間前
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【小説】ロックバンドが止まらない(77)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(76) 「すいません。一つお訊きしたいんですけど、…

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4週間前
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【小説】ロックバンドが止まらない(76)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(75)  午後から始まったロングインタビューは、神…

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1か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(75)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(74)  ライブは神原たちが期待していた以上の熱量…

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1か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(74)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(73)  ステージでの転換作業が終わると、間もなくしてフロアに流れていたBGMは止み、照明も落とされる。青く照らされるステージを全員が見つめる中で鳴り出したのは、神原たちの登場SEだった。  その瞬間小さくても確かな歓声が上がり、神原たちの心の火を煽る。自分たちも楽しみにやってきた観客がいるという事実は、ステージに向かう神原たちの足取りを軽やかにさせた。  四人は、神原を先頭にステージに登場する。鳴らされる拍手が、神原たちの気分を

【小説】ロックバンドが止まらない(73)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(72) 「じゃあ、契約終了の手続きは以上で、あとは…

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1か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(72)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(71)  手ごたえがあったライブを終え、自分たちの…

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1か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(71)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(70)  迎えたライブ当日は、朝からどんよりとした…

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1か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(70)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(69)  神原たちが貸しスタジオに入って新曲をさら…

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1か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(69)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(68)  レコーディングはさっそく翌日から開始され…

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1か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(68)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(67)  やるしかない。やらなければならない。いく…

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1か月前
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【小説】ロックバンドが止まらない(67)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(66)  曲を作り直そう。神原は改めてデモテープを聴いて、そう決めていた。レコーディングまではあと一ヶ月を切っているからさすがに全曲は無理だが、それでも野津田に指摘された三曲はできる限り変更する努力をしたいと思う。  そのことを電話で三人にも伝える。三人ともすぐには同意してくれなかったが、神原が「少しでも納得がいくものにしたい」と頼み込むと、「できるかどうかは分からないけれど、とりあえずやってみよう」と話はまとまる。  三人に感謝