あの時本気で好きだったと気付く事が本当に苦しいってことが分かった。

丁寧に生きるという方法を最近知った。
それは、その時の感情にちゃんと向き合い行動に移すことだと思っている。

そして、丁寧に生きることは、後悔を減らす手段になるとしみじみと感じている。

当時、好きだった人にちゃんと気持ちを伝えないで2年が経過した。そして今、当時本気で好きだった事に気付いた。まぁ、気付いたきっかけは、その人の結婚だ、要はもう付き合ったりそれ以上の関係になることが許されなくなったのだ。

2年前、出来るだけ自分が良い思いが出来るように、女性と遊ぶという生き方を選んでいた。

仕方ない、そうしたかった。そして、そう生きた事を後悔してない。そうして良かったとすら思っている。

ただ、その期間に出会った大切な人に気づく事が出来なかった。何となく好感を持っていたが、まさか本気で好きだったとは気付かなかった、気付こうともしなかった。

人は、その時々で欲がある。それに従うことは大事、素直に生きている状態って別に悪い事じゃ無い。

私が後悔しているのは、私の本当の価値観に反する生き方を2年間してきたことである。

2年前に戻れたら、きっと、ちゃんと眼を見て、想いを伝えるだろう。本当はそうすべきだった。

でも、そんなことはできない。だから、これからは丁寧に生きたいと心から思う。

好きな人には好きと伝える。一緒にいたいと思えばそう伝える。
私に必要なのは、感情的な判断をせず、自分の価値観に従って物事を判断すること。

大切なものに気付いて、大切なものを大切にする。

そんな簡単なことが、難しい。だから頑張るのだ。

最後に、最近どこかで聞いた話をひとつ。

人は幸せになるために生まれる。しかし、人生は幸せに生きられるように設計されていない。だから、考える、悩む、頑張る。

やっとこの記事が書けた、少し大人になれただろうか。

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