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テンプレ付き!誰もが苦手な統合と解釈の書き方


「統合と解釈」
この言葉を聞くだけで拒否反応を
起こす人が多いのではないでしょうか?

実際、アンケートをとっても

このような結果でした。
ある程度予想はできていましたが、
手の内を明かすと
データが欲しかったので聞きました。

白状しますが
私も苦手でした…

今では学生に指導したり、
一年目の子に指導したり
しているので、
苦手意識はかなり改善されました。

なぜ苦手意識、拒否反応がでるのか…

ズバリ
触れる機会が極端に少ないから」です。

頭の中では考えていると思いますが、
いざそれを文章にするとなると
書けないのです。

そして、
文章を書くことも少ないので
さらに書けないというループに
ハマってしまうのです。

しかも、
院内での症例発表が
ある施設とない施設、
年に一回の施設もあれば、
3-4ヶ月に一回の施設もあるでしょう。

所属している施設、環境によって、
バラつきがあるのも
苦手を加速させている要因では
ないかなと思ったりもしています。

正直、
統合と解釈に関しては
数をこなさないと書けないと
思いますし、
日頃から文章に触れる機会が少ないと
上達しません。

ですが、
今回、私自身が統合と解釈を書く際、
また、学生、一年目に書き方を教える際の
テンプレートをご用意しました。
(運動器のみ)

これに沿って書けば
形にすることはできるようになっています。
また、
この書き方をして、ダメだと言われたことは
ありません。

統合と解釈が苦手な方に
おすすめの記事となっています。

※あくまで私の書き方です。
強制するわけではありません。
この書き方が合う合わないは
あると思いますので、
ご自身がいいなと思うところだけ
使っていただいても構いません。

このnoteを読むことで

・統合と解釈について理解できます

・苦手意識が緩和されます

臨床が楽しくなります

【更新履歴】
・2023/8/27 初版5部1980円 

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自己紹介

PTのじんた(@k_jinta)です!

私は、急性期、回復期、慢性期病棟を備え、
外来患者さまやスポーツ選手も多く来院される
大阪市内の総合病院に8年勤め、
現在は、内視鏡のオペが年間1 万件を超え、
市民病院の役割を担っている、中規模の病院で
働いています。

運動器の認定理学療法士も
取得しております。

運動器を中心に、
消化器系、呼吸器、心リハの患者さんを
日々、診療しています

2児のパパでもあり
日々、育児・家事に奮闘中です。

👇モニター様の感想👇


それでは本編どうぞ↓


統合と解釈とは

患者の動作能力のレベルと検査結果との因果関係を結びつける作業である

西守ら 評価における統合と解釈 関西理学 4:37-41,2004

統合と解釈は、障害分類の関連性から
「機能障害と活動制限の関連性」
「機能障害の原因の探求」
「機能障害相互の関連性」
「活動制限相互の関連性」および「障害の予後」
について考えることである

西守ら 評価における統合と解釈 関西理学 4:37-41,2004

主に
情報収集、動作観察・分析、検査測定、
各種評価などを元に、
問題点の抽出、目標設定までを記載します。
得た情報や評価結果を統合させて、
どのような意味を持つのかを解釈する作業です。

流れとしては

1. 症例の概要
2. 目標とする動作や能力
3. 問題となる動作
4. 評価との照らし合わせ
5. 今後の展望や改善のための要点

こんな感じで書き進めれば間違いはないと思います。
あとで例を挙げて書いていきます。

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