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続・断片 1 私は自由の身となりて

 これまで百本の、断片と呼ぶ雑文を書いてきましたが、またちょっとやってみようかなの考えから、続・断片と称して書いていこうかと思います。たぶんそんなに役に立たないとは思う。あたくしの日々の気分、印象、考えることがつらつらスケッチ状に書いてあるだけのものなので、誰が読むねん、みたいなもんとしてネットの片隅にある何か、という文章。おもしろいとは保証できない。つまらないことも多々あろう。ただしあたくしは書く者として生きるがゆえに書くのであった。ちなみに最初の百本はこちらのマガジンにまとめてございます。

 五ブロックのセットを踏襲してまたやろう。さて。パラリとめくった本にこういうことが書かれてあった。アウトプットは自己完結にせず、フィードバックが得られなければダメだと、上達しないとあるのだ。ほほう。フィードバック。noteではスキの数がこれに当たりますか。コメントもそうだろうけども、スキはけっこう気軽に押せるから、スキの数は「いいじゃん金井」というものとして受け取ってですね、これをフィードバックだと思えばいいんじゃね。スキ。押してくれたら喜びますねあたくし。押されるだけのもんを書かねばならんのだけれど。

 さ、ぶつくさと始めておりますけれども、いかんせん小説を書き上げて投稿したばかりの身、意外と頭の中が空、いや意外でもないが、本当に全部突っ込んだ感じがするのだあの小説には。自分の秘密も、大切な言葉も、知識や思い出や経験も、これまでの人生で得たものは人様の迷惑にならない範囲でけっこう書いてしまった。本当に出し切ったんで、ほれ、『バガボンド』で武蔵が「俺の全部をぶつけさせてくれるか」みたいなことをいうじゃないですか。それを吉岡清十郎にめんどいといわれて逃げられたんだけど。でもまあ、小説にならいつでも全部をぶつけるということはできますなあ。できたよそれ。丸坊主にして酒を経って、意識が変になって記憶が飛んで、それほどになってまで小説を書きました。受かるものと思っています。

 秋です。まだ暑い日があったりするここいらですが、来週あたりからはもう涼しいっつーか軽めの寒さだという。ぼちぼちと衣替えですなあ。あたくしのクローゼットは雪崩れてるので奥の衣装ケースを引っ張り出すのも一仕事、こいつが大変なんだ。でも長袖出さなきゃいかんからね。寒くなるから。本格的に寒くなるまでにいろいろ秋のオサレを楽しみたい。けっこうこれでもオサレといわれる金井なのですよ。服などアホほど持っている。一時期買いまくったからね。オータムセール、ウインターセールなどが始まったらばまた買い足したい。別にトレンドは追わんよ。安くてカッコイイものがあれば買うよ。さあアパレルサイトを開くのだ。

 もう一度いう。秋です。読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、あとなんかありますか。読書は個人的にがんばりたいな。なんで読んでないの、みたいな必読書があたくしには多い。そのあたりひでェ有り様なんでがんばりたい。なんで『カラマーゾフの兄弟』読んでないのって話だから。いや、以前二巻まではとある集団の読書会で読んだんだ。ただあたくしは他人と一緒に何かをやるということに完全に向いていないのだった。ソロでやることに特化してるんだろね。『罪と罰』はひとりで読めたわけだし。べらぼうにおもしろかったですねあれ。『DEATH NOTE』の遠い先祖ですよあれ。ドストエフスキー読んでれば人生なんとかなるんじゃないの。あと漱石と。

 続・断片の第一回、こういったところで。またよろしくオナシャス。


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