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続・断片 6 地球の歩き方 ムー

 とうとう買ってしまったのだった、地球の歩き方のムーのもの。某ショップのポイントが貯まってたのでそれで買った。まだパラパラ読みの段階だが、これはおもしろいですなあ。分厚いので通読はしないというか、これは読みたいところを拾って読むような本なんじゃないか。ムー本誌は読んだことがないけれども、というよりも見かけたことさえないんで、ノリ的なことがまだわかっていない。でもまあ謎とかって好きですよ。ヴォイニッチ写本だとかアンティキテラの機械とかが好きだった頃がある。おもしろかったですねえ、あのへんの本。ナショジオの企画本なんかもけっこう読んだ。いい仕事するよナショジオも。

 たいして何もしない日々が続いていく。締切が終わったことにようやく体が慣れてきた。とはいえまだちょっと原稿の世界が頭に残ってはいる。どっぷりハマり込んでいたので抜けきれないのだろう。こういう抜けきれなさはいつかもあったことで、作品に愛着があればあるほど忘れられなくなる。愛着があろうが忘れられなかろうが、とにかく応募はしてしまったので、さっさと次のことをしなければならんのだが。結果を待ちつつだねえ。本と音楽と映画だ。それを消費するような文化的な暮らしをしましょうってのがあたくしの方針である。どんどん消費、消化していかねばならない。人生はいずれ終わるのだ。死後、いやあ楽しかったぜえー、と、先にあの世に行った人々に語って聞かせるに足る人生を。みやげ話を集めておこう。

 秋です。秋の服というとフーディガンがけっこう好きなのだが、フーディガンとはいったい何かというとフードつきのカーディガンである。似たようなのにコーディガンがある。こちらはコート気味のカーディガン。カーデジャケット、これはカーディガンとジャケットの混ざったもの。シャツジャケットならシャツふうのジャケット。このように何かを掛け合わせたタイプの服というものがけっこう売られている。なかなかおもしろいデザインがあったりしてそういうのは楽しい。秋は短い。この気候に合うものをなんでも着て、いまのうちあちこち行っとこう。行くあてってあんまりないんだけども、そこをなんとか。なんとも実に。まったくこれは。実際の話が。

 今年は神田の古本まつりが開催されるようだ。これは去年やらなかったんじゃなかったっけか。復活してやるんだったらちょっと行ってこようかねえ。本はつい買っちゃうもんだし、古本まつりだと掘り出しもんがしばしばあるもんだし。ただしもはや家のどこにも本の置き場はないので、買ってもちょこっとというところだろう。あとあれ、ほぼ日の本のフェス、行くべきかどうかずっと迷っている。前橋でやるというのだが。楽しかろうなーと思うので検討中。楽しいことはなんでもやっておきたいものだ。なにひとつ後悔したくないぜ。

 クラリネット協奏曲を大量にまとめたボックスを持っている。これを近々崩していきたい。どうもクラリネットが好きなようである。何かきっかけがあったと思うが、なんだろう、室内楽のコンサートでハマったのかな。ともあれ協奏曲である。十数枚のボックスなのでまた大変なことになる。でもまあいってみましょう。きっと楽しいからなこれ。音楽の沃野。まだまだその場所で遊んでいく。すばらしいものがあたくしに知られず、まだたくさんどこかで眠っていることだろう。探し出して手に入れて、プレーヤーにセットして再生だ。そのとき部屋は楽園となる。


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