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10万円。何に使う?

国民一人当たり給付金10万円、あれは意味合いとしてはいくつかあることでしょう。ざっといって国民への経済的救済措置、それと消費の冷え込んだ市場への刺激、そのふたつはセットであって、あとはなんだろう、政府のイメージアップももちろんだが、他に何かあるかな。ベーシックインカムを見越した実験も兼ねてるとは思う。配ったカネは市場でどのように動くのかって。財源は国債を発行すればまあなんぼでも作れる。日本は円建てでやってるので何一つ恐れることはない。かつてマスメディアで叫ばれていた国の借金っていうのは、あれは国民が政府に貸してるって意味だから。国民が借金を背負ってるのではない。こんなのいまさらの話だけど。

で、10万円の話、これはちょっと半端な金額なんじゃねーのかと。趣味的な買い物に使うにもちょっと困る。生活費に当てるのが無難なところだけども、それでもやっぱり少ないですよ。家賃に食費で一ヶ月ともたない額だ。生活困窮者、あるいはそれに準ずるレベルで腹減らしてる人に対してこれではちと弱い。経済的に余裕がある世帯なら、まあなんか趣味、遊びに使うだろうけど、それでもそんなにモノもサービスも買えないですよ。

なので10万円は少ないなと。これが電気ショック治療的なもんとしてどれだけ経済に効果があるか、あるいは国民の腹を癒すためにどれほどのもんか。効き目がなかったら第二弾第三弾とやっていっていいんじゃね。AIが仕事を奪う前にコロナが奪っちゃった世界だから、いろいろ考え直したほうがいいんだよ全人類。資本主義のバージョンアップとかさ。

まあ、俺はアホなので、代わりに他の誰かが考えてくれるでしょう。その誰かに教わって精進します。

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