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コンビニ食品は危険だという違和感について。

最近Twitter上でもよく見かけるコンビニ食品が危険だという違和感についてみなさんはどう思われるでしょうか?

https://twitter.com/bf1srfu5x2y7zgp/status/1689235066227200001?s=46&t=pnMQNsRJTCu0MiA58H3AQQ

こういう内容ですよね。ごもっともです。

添加物がたくさん入っている
日にちが経っても腐らない
マーガリンやショートニングが使われているから食べるべきではない!


みたいな論調で繰り広げられていますが・・・

そう、確かに食べない方がいいんです。炭酸ジュースも果糖ブドウ糖液と言って強烈な糖分が入っています。

となると、ほとんどのコンビニ商品は食べるべきではないという部類に入ってしまいますが、これが健康第一ってだけで走っているのに違和感を感じるのです。

そもそもコンビニっていうのは英語で言うとconvinience storeと言って
直訳すると、便利な店。
24時間空いていて、最低限のものはそろう。ATM24時間使えるし、最近のコピー機は住民票や印鑑登録まで出してくれます。

で、これがなんでできるか?っていうと、会社としての売り上げがあるからなんですよね。当たり前ですが…
という部分をすっ飛ばして、コンビニ食品=危険だ!という政党まであるくらいですよね。

じゃ、どうすればいいんですか?って思うわけですよ。全国の約5万点のコンビニオーナーさんはそれなりに自分の人生を賭けてやっている。

皮肉なことに、糖質控えめとか、健康食品系の商品って実は売れないんですよ。あまり。
これなぜかというと…
ターゲットが違うからなんですよね。

じゃ、コンビニってどういう人がターゲットかと言うと
とりあえず、腹減ったし休憩したいからなんかうまいもの食べたいんじゃ!みたいな人だと思うんですが、どうでしょうか?

そりゃね、そういう人でも健康的な食品を食べたいと思っているはずなんですが、人間のお腹ってそんなに都合よくできてないじゃないですか?!

いつ腹減るか分からないし。いつトイレに行きたくなるか分からないし…
そんな時に、目の前にコンビニが現れたらホッとしませんか?

最近のコンビニは駐車場も比較的広くて、大型トラックでも夜間休憩しています。ナンバーを見ると他県から走ってきたのも分かります。

そんな総合的な便利さの1部に商品があるわけで…
商品の原材料だけ見て、コンビニ食品は危険だ!と叫ぶのは、塩素が入っているから銭湯は危険だ!という論調が生まれるのと一緒というか。

どこまで完璧を求めるねん!?
とはいえ、私自身コンビニ食品をそんなに積極的に食べる方じゃないですが、やっぱり休憩中とかは廃棄の食品があまると食べます。うまいし。
だけど、その度合いとか価値観ってそれぞれなので、僕自身思うのは
まー、もしこの常連さんが病気になっても仕方ないわな。と。

結局、自分で気付くタイミングが来るだろうし、自分で気付くしかないんですよね。

そして、弁当やサンドイッチを作っている工場の雇用を確保するって意味でも、コンビニの廃棄制度が役に立っているという皮肉な側面もあります。
もちろん、発注する際は廃棄を最小限にするように発注はいれますが、コンビニは天気商売なので、台風や猛暑などで影響をうけやすく、廃棄をゼロにするのは到底不可能。

といういろんな側面があるんです。
だから物事は多面的に考えるといいかもしれないといいかもしれないというお話でした。


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