コンビニオーナーの息子さんを見て思う、親ガチャ問題。
親ガチャって一昔前に流行りましたよね。
ようは、家庭環境を言い表した言葉。
当たった!外れた!
あなたはどうですか?自分は、当たりです!って言えますか・・・
なんでこんなことを書くのかというと、コンビニオーナーの家族経営難しさをふつふつと感じているからです。
オーナーの息子さんいい青年なんだけどね。
少し愚痴めいた内容になってしまいそうです。
当店のオーナーの息子さん、齢20代後半。
性格はおっとりしていて、当たり障りのないいい青年で話しやすいです。
が、5年ほどコンビニに勤務していても、いっこうに自分から何かを覚えるということがなかなか見られない。
こちらが教えたことを実行してくれない。
ほぼ中途半端で、本当にやる気があるんだろうか?と最近私含め、他の従業員さんも感じているようです。
で、ここでなぜこうなってしまうのか?
思うに、オーナーであるお父さんから半ばむりやりシフトに入れられている感があるのかなーと。
コンビニ以外では、仕事もやってない状態、暇なときはネットフリックスを見たりして、たまに犬の散歩に行くと言ってます。
悠々自適な生活をしながらたまに人がいない時間にシフトに入れられ、働かされている感を感じるのです。
と、あくまで仮説ですが、要は、親ガチャに外れた状態のではと思ってしまうのです。
ここでいう親ガチャに外れた?とはどういう意味?
自分で判断して生活を送る機会をみすみす逃してしまっている。
20代ってそれこそ、社会人になっていろんなことを経験したり、自分でいろんなことを経験する、結構大事な時期。
その20代をお父さんがオーナーであるがゆえに、なんでも用意されてしまっている。
家も、車も、働くところも。
そういうのが実は本人がつまんないんじゃないか?って思うんですよね。
自分から何かをする気力もなく、日々淡々を過ごすにのは決して悪いことじゃないけれども、もったいないと感じるおせっかいがこの記事を書くに至ります。
ある意味外れた方がいい。
親ガチャに外れた!って思った方はラッキーだと思った方がいいと思うんです。
そうなると、子供ってそんな親の姿を反面教師にできるし。
もちろん、育ててもらったことには感謝しますが、そこからの人生って
自分で決めた方がスリリングというか、面白くなる。
っていうのを経験すると、面白い大人になれるというか、人生全部ネタにできますからね。
かくいう私も、大学中退→マクド中途入社→工場3日でやめる→コンビニ従業員をしながら、ひびコンテンツを生み出したり、スキルを磨いたり。
こういう思考は、おそらく親ガチャに外れたからだと思っています。
親もいつまでも生きているわけでない。
オヤジが心筋梗塞で急逝、母親は現在要介護4で完全介護で施設にお世話になっています。
オヤジはお金には結構アバウトで借金取りも家に来たこともあります。
その対応は小学生ながらにしたこともあるのですが、なんか変な人が来たなという記憶はあります。
母親は、お金にはシビアでそんなときもなんとか借金を返済するなど、やりくりしていました。
そんな両親ももはや年齢を重ねていくのを見ると、やっぱり大学中退していきなり大企業の泥にまみれたことは、ほんと良かったと思っています。
〇ッぐモーター張りの猛烈社員の塊で、先輩社員の背中を見ながら、クルーと一緒に働いた経験が新しいお仕事に繋がりそうです。
と、今ではこんな風に冷静に書くことができます。
自立。
結局、親ガチャに恵まれすぎると、自立のチャンスが失われるというか。
でも、そうしないと店舗運営ができない。仕方なく、自分の息子を働かれている?いや、働かせてやっている??
どちらが本心か?分かりませんが、けっきょくそういったループに入ってしまわざるを得ないほど、ほんとコンビ二運営って大変なんだと思う反面、
可哀そうだな~と感じてしまいます。
そういう意味でも自立のタイミングを失ってしまう本人の人生をどうのこうの言う権利はありませんが、親ガチャはやっぱりある程度外れた方が
人生面白くなる可能性もあるかも?と思いました。
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