コーチング資格試験のリベンジ②
こんにちは。貴方の持つ身体知を行動へつなぐ専属サポーター、岩舟佑有士(いわふねゆうじ)と言います。
あたなは、自分の部下や後輩、あるいは日頃指導している人に対して、どのようなレビューバックを行っていますか。
出て来ていなかったことを伝えれば、伝えられた人は皆、前に向き改善できるのでしょうか?
今回は、コーチングの試験後に受けたレビューバックのことを書いてみます。
前々回の続きからです。
試験官へのコーチングの録音
不合格の通知により、わたしは心はネガティブさが進む中で、CTI(コーチ養成機関Co-Active Training Institution)ジャパン事務局のメールが届きました。そこには、コーチングのプロ実技試験を受けた際、試験官だった人の名前があり、その方がレビュワーになる旨が書かれてました。
その方はCTIのベテランのコーチ&指導者です。じつはレビューワーの方は、応用コース初回、それから、上級コースのプログラムの中で、3回で私が教わった方でした。
尚、試験官のレビューワーとは、ZOOMを通じてやり取りを行います。
早速、レビュワーの方と連絡を取り、レビューの日程を決めると同時に、実際の自分の試験の録音データが送られてきました。
新しいキャンパスのノートを取り出し「Co-Activeコーチングノート リベンジ」と表紙に油性マジックで書き入れました。
それから、録音を聴くと、色々と問題が浮き上がってきます。コーチングの問以外にも「何か・・・」「ちょっと・・・」という言い回し、語尾を言い切らない感じもありました。
緊張した時の癖のようです。不合格だった原因を自分なりに探り、細かくメモを残しました。
気がつくと、7ページにびっしり書き込んでいました。
「人柄」のレビューバック
ネガティブな気持ちを抱えたまま、レビューを受ける日を迎えました。挨拶を交わした後、レビューワーからまず言われことが「試験に入ってきたときの違いにとてもびっくりした!」と言われたのです。
こちらは、違いって何?…と思いつつも、そのまま聞いてみました。
「もともと持ち味の誠実な人柄(私のこと)。自分を正直に出す。それがあるので『安心・安全な場』が自然に出せていた。上級コースを終えプロ資格の試験時で感じた『安心・安全な場』は、そのときよりも更に高いものとなっていた。
恐らく、その誠実な人柄の器がコーチングを学んだことで、より大きくなった証拠。クライアントとのセッションにおいて積み上げた100時間は嘘をつかないよね」と…。
わたしの人柄に対しフィードバックがあるとは思ってもいなく、ネガティブ・マインドだった私に、このコメントはとても刺さりました。
不合格通知を見て以来、自分の欠点ばかりをず~っと見つめ続け、自分のコーチングおろか自分の人生までも否定していたからです。
自分のことを接したときに見てもらえていたことを感じました。
そして、100時間のセッションに加え6カ月間続いた上級コースの頑張りを認めてもらえた感が一気にでてきたのです。
この時以降、ネガティブな気持ちは収まり、素直な自分になれた瞬間が訪れたのです。この人柄へのコメントがなければ、その後の課題も受け取れていなかったと思っています。
明確となった課題
その後は、自分がノートにまとめていたことを伝えると同時に、レビュワーから足りていないところを伝えてもらいました。
以外にも自分がダメだと思っていたところは、レビュワーからすると大したことがなく、大きな課題を3点頂いたのです。
そして、レビュワーからの説明が終わると同時に、1カ月後には、練習も含めて10回セッションを終らせることを約束し、レビューバックを終えたのです。
あなたにも、フィードバック(良い部分だけ)に入る前、相手の人柄についての認知(お世辞ではなく)していることを、ぜひ伝えてみて下さい。
その後に、フィードバックをすると相手もポジティブに捉え、改善が自走していくと思います。
また、自分ひとりで問題点を浮き上がらせ、解決させていくことも悪くはないのですが、不要なところまで手を広げている可能性があり効率を考えるとあまり良くないと思っています。
その後、自分が再試験を受けるまでにどのような取り組みをして、そこから何を得ていき、心境にどのような変化が起きていったかを書きたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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岩舟佑有士(いわふねゆうじ)のProfile
・気づいていない貴方の自然体を引き出す専門プロコーチ。武術空手のエッセンスを取り入れた、自然体で成果が出てくるコーチングにより、お客様から評価を頂いている。
・CTIジャパン(コーアクティブ・コーチング養成機関)で延べ200時間の実技コース終了、お客様へのコーチング150時間を超える。コーチングのプロ資格CPCC(Certified Professional Co-Active Coach)を取得。
・空手道の修行歴25年。23歳からスポーツ空手を始め、武術空手の師匠との出会いをきっかけに武術空手へ転向する。現在も武術空手の稽古に日々邁進している。
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