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生きる為のタスク分担を、少し見直そうか


🧹
家を建てて10年が経ったある日、夫が「ここどうやって開けるの?」と聞いてきた。

ここ、とは「勝手口」。

我が家の勝手口、別段特殊な場所にあるわけではない。
キッチン横に普通についている勝手口。


わたし「どういう意味?」

夫「ここ、開けたことない。」

わたし「...」

マジですか?。。。

この勝手口を出た所に外用ゴミ箱が置いてある。
毎日の生ごみや掃除機に溜まったゴミなど、収集日まで一旦そこに集積されるのが我が家の仕組み。


気が付かなかった。

彼は生ごみ処理をしたことも、掃除機のごみを出したことも、一度もなかったのだ。


我が家は結婚当初から、役割分担が明確にある。

家の事=わたし 外の事=夫

夫は家事をしないわけではない。
お庭は彼の管轄。

私は庭掃除も草抜きも大の苦手。
労力以上に疲れてしまう。
家事で庭掃除が一番嫌なので、ここを受け持ってもらえるのはとても助かる。


夫はいわゆる世に言うA型気質なので、やり始めたことの完成度は高い。
我が家の雑草は、2センチに満たないうちにすべて彼に刈り取られる。

あまりの雑草の生えなささに、防草シートを引き詰めているのでは?とか、除草剤まいたの?!などとご近所から言われる。
しかしながら、どこからか飛んできた芝のタネが根を伸ばし、お庭3分の1に芝が広がりつつあるので、その誤解も当然解ける。


それにしても、勝手口を触ったこともなかったことには驚いた。


10年のうち、4年間の海外赴任があり家を空けていたとは言え、やはりもう少し家の事にも関心を持ってもらうようにしていかなくてはいけない。

今までは生活全てが分業制で、互いに自分のシゴトは自分のやり方で、自分なりの完璧を目指し努めてきた。

しかしこれからは、相手のパートも出来なくはない、という状況くらいにしておくことは家族みんなの為である。


そろそろ家電の買い替え時期になってきた。

これを機に、使いたくなるような洗濯機や冷蔵庫、掃除機など、購入時から家族で使うことを念頭に入れたお買い物から始めていこうと思う。
これも終活の一環。


本日のブログは、エンディングノートの「介護について」の項目より~
「最高のお遣い」と題して。


介護とは、年老いて不自由になった時のことばかりではない。

ちょっとした不調で寝込んでしまった時も、お世話する方もされる方も、心地よく心穏やかに過ごせるための事前準備。


40代、50代、少しずつ備えをすることで、みんなの負担を少なく出来るかな。

この取り組みが、静かで平和な老後に繋がっていきますように。



*日々家~hibiya~の
エンディングノート用シール&ガイドブックは、表向きは自分らしく綺麗にお洒落にエンディングノートを書き残したい人に向けての商品。

けれど、実は、書き進めるうちに自分のことがよく分かってくる。
何の為に生きているのか。
生きた証になるnote。

一人でも多くの方にこの商品を届けたいと思いながら、活動を続けています。


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