現代日本人の「新型栄養失調」
こんにちは。
夢実現力コーディネーターの高橋径子です。
雨模様で肌寒い日。
こういう日は料理でも頑張ってみるかな。
★現代の日本人は「新型栄養失調」?!
ビジネスパーソンが抱える睡眠の問題を理解するうえで、
最も重要な3つの要素は、
・メラトニン不足
・副腎疲労症候群
・低血糖症
と言われています。
睡眠の質の向上には、
生活習慣に意識が行きがちですが、
バランスのよい栄養摂取も大切だな、と再発見しています。
ですが、現代日本人は、栄養バランスが崩れている人が多いのですよね。
その理由を分析している面白い記事がありました。
★栄養素が乱れている理由
2019年の農水省のデータによると、
明治7年以降、150年の日本人の食生活の変化がうかがえます。
人間が生きていく上で必要な6大栄養素は、
正六角形の安定した形で摂取できるのが理想ですが、
現代の日本人の食生活では、その形を維持できないケースが増えています。
例えば、こんなもの。
1.肉食でもタンパク質が不足
2.意識せず摂りすぎていた砂糖
3.炭水化物は小麦が増加
4.日本の野菜の栄養価が減少
(←カット野菜などは、冷蔵庫に保管していても、ビタミンCの含有量が4日で半減したというデータも!)
5.1日平均100gの野菜不足
(←過去50年の日本人の野菜の消費量が、年間34.4㎏減少)
6.ストレスが栄養素を消費する
2.の砂糖は、適切に摂取しないと、血糖値の乱高下の原因になりますが、
農水省の2019年のデータによると、150年前には1.4㎏だった日本人の砂糖の
年間摂取量が、2019年には18.2kgまで増加。
加えて、清涼飲料水やパンなどに含まれる「異性化糖」も、
1980年以降の40年で、消費量が13倍に増加しているそう。
3.の炭水化物は、過去60年で、コメの生産量は3割減
(2018年の生産量は820万8,000トン)、
小麦の輸入量は倍増した(2018年の輸入量は563万8,000トン)そう。
小麦粉に含まれるグルテンの摂取が過剰になると、
人間の健康にも影響を及ぼす可能性があるらしく、
その関係性についての研究、分析が進められています。
★ストレスと栄養素の関係
個人的に最も関心を持ったのは、7.のストレスとの関係。
人間の体は、ストレスを受けると、それに対処するために、
副腎でコルチゾールを分泌します。
コルチゾールの合成には、ビタミンB群やマグネシウム、
ビタミンCが不可欠なので、
合成されるコルチゾールが増加するほど、それらのビタミンやミネラルの消費が増大することになります。
つまり、ストレスが続き、体内に貯蔵されているビタミンやミネラルが
枯渇してしまうと、
一般的な一日の栄養所要量を摂取しても追いつかなくなり、
結果、身体に様々な不調をきたすことになります。
カロリーは摂取しているが、それを代謝するビタミン、ミネラルが
摂れていない、「新型栄養失調」。
満腹なのに栄養失調の状態にあり、それが、
睡眠の質の低下や様々なからだの不調にもつながっています。
この悪循環を断ち切る一つのカギが睡眠かな、と思っています。
その話は、また次回!
健康は、睡眠、食事、運動など、人間の生活の全てと関係しますが、
これらの要素をいろいろと組み合わせて、
大自然の環境の中で、「リトリート」形式で、エクササイズ・コーチングをやりたいなと思っています。
また、企画ができたら、ご案内差し上げますね。
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