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★「睡眠」の市場?

こんにちは。夢実現力コーディネーターの高橋径子です。

最近、いろいろと思うところがあり、

社会が何に価値を置いているのかを知りたい、と思うことが増えました。

それを知るには市場調査!なのですが、
どうやって市場調査をしたら良いのか分からず、

いろいろな方法を試しています。

最も古典的な方法は文献レビュー。

今や、瞬時に大量に情報が飛び交う時代、

改めて、静かな環境で集中して活字を読むのも、新鮮ですね。


私の専らのマイブームは、睡眠。

睡眠を提供するマーケットはいくつかありますが、

私が注目しているのは、ホテルの取組み。

最高の睡眠環境を提供するために

しのぎをけずっているのですよね。


過去数十年、ビジネス客がホテル業界の主要顧客となり始めた頃から、

ホテルに変化がみられるようになりました。


例えば、スポーツジム、ビジネスセンター、Wi-Fiなどのファシリティ、

室内には、バスローブをはじめとする贅沢なアメニティ、

さらには、華やかなバーや有名シェフのレストランなど、

社交シーンの演出など。

確かに、1、2年前まで、頻繁に出張に出ていた時期は、

ファシリティやサービスを事前に確認して、

比較してから予約したりしました。


ですが、最近、そのホテル業界のフォーカスが

変わってきているのですよね。

「快適な就寝環境」にシフトしているのです。


なぜ、フォーカスを変えたのか?

それは、お客様が本当に求めているものが、

「夜、ぐっすり眠れること」

だと気づいたから。


かつ、その眠りの快適な環境を提供できるのは、

ホテルだけ、と、自分たちの価値に気づいたから。

★お客様に意識を向けて劇的に変わったホテルのサービス

ギャラップ社が行なった調査によると、

どのランクのホテルでも、宿泊客が特に要望する条件の一つは、

快適なベッドである、という結果が出ていました。


宿泊客のほぼ3人に一人は、

ベッド環境の向上に追加料金を払っても良い

と考えているそう。


その最前線を行くと言われている

ニューヨークのべンジャミンホテルでは、

睡眠コンシェルジュを設置し、

コーネル大学の講師を招聘して、

どうすれば宿泊客に最高の睡眠を提供できるかを、

スタッフに教えていると言います。


また、追加料金で、

個人の睡眠コンサルテーションも行っているそう。


このホテルの睡眠アメニティの一つは、選べる枕。

子守歌が流れる枕、

妊婦さん用の枕、

仰向けに寝る人用の枕、

横向きに寝る人用の枕など、

選択肢が幅広いのです。


また、キッズクラブという子どもが登録できるシステムがあり、

子どもサイズの枕とバスローブ、

寝る前に読む本なども用意されているそう。


そして、チェックアウト時には、

「睡眠証明書」を発行してくれるとか。

ちゃんと眠ったら素敵な証明書をくれる、となると、

楽しい、嬉しいという感覚とつながって、

生涯、睡眠を大切にする大人になるかも知れないですよね。


ユニークなところでは、「ワークダウン・コール」という、

仕事を終える時間を教えてくれるサービスもあって、好評だそう。

これは、「ウェークアップ・コール」の逆バージョンで、

仕事を終えたい時刻をフロントに伝えておくと、

「そろそろ寝る支度にかからないと、予定通りにベッドに入れませんよ」

と電話がかかってくるもの。

そして、ご親切にも、リラックスする方法まで教えてくれるそう。

思わず、「私も欲しい!!」と思ってしまいました💗


その他、フォーシーズンズ、インターコンチネンタル、マリオットなど、

世界の一流ホテルが、こぞって、


これまでにも増して、睡眠環境の向上に取り組んでいるようですね。

これが、特別な世界の話ではなく、

日常の当たり前になる日が来たら良いですね~

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