心を癒す夢の力?!
★森をイメージして自分の夢を唱える
こんにちは。
夢実現力コーディネーターの高橋径子です。
今朝は、朝の瞑想に参加しました。
この季節は、窓から見える景色も緑一色。
朝から夕方近くまで、ずっと鶯の声が響き渡るのですが、
緑と鳥のさえずりの中で瞑想すると、本当に気持ちが落ち着きます。
森をイメージしながらやると、リラックス効果が高いらしく、
周りに緑がない環境でも、それをイメージするだけで、
同じような効果が得られるそうですよ。
おススメです!
★夢は支離滅裂だからこそ良い?
人はレム睡眠時にも、ノンレム睡眠時にも夢を見るらしいですが、
人間の記憶に残るのは、レム睡眠時に見る夢だと言われています。
レム睡眠時には、脳内において感情を司る
偏桃体の活動量が、
起きている時よりも30%増加しているらしく、
視覚を司る部位や経験の記憶を司る部位、
そして運動野も活発に活動しています。
それに対し、合理的・論理的思考を司る前頭前皮質は、
静まり返っています。
そのため、夢の中では、
起きているときのように景色を見たり、
身体を動かしたりはできるものの、
論理的思考が欠如するために、支離滅裂な内容になるそう。
また、内容が支離滅裂になっているからこそ、
既成概念にとらわれない自由な発想が可能となり、
経験や記憶を自由に組み合わせて想像力を高め、
画期的なアイディアを生み出すことが可能になるそう。
★心を癒す「夢の力」
夢には、想像力を高めて、画期的なアイディアを生み出す力に加えて、
もう一つの力があって、それは
「癒し」
だと言われています。
ハーバード大学が面白い研究をしていたので、ご紹介すると、
起きていたときの感じた大きな感情の揺れや心配後の35~55%は、
その日の夢に現れた、という結果。
レム睡眠中は、24時間の中で唯一、
不安を誘発する不安ホルモン(ノルアドレナリン)が
脳内から一掃される時間。
その時に不安を感じない安全な環境の中で感情を司る偏桃体を活性化し、
不快な記憶を処理している、という仮説を発表していました。
別のレポートでは、「悪夢」と言われるものの分析をしていて、
男性は、自然災害や戦争、
女性は、対人関係の問題に関連する夢が多かったそう。
夢の中で嫌なことを経験しておけば、
実際に同じようなことが起きてもパニックにならずに
冷静に対処できるメカニズムが働いてるのでは?とまとめられていました。
これまでに起きてしまった嫌なことや、
これから起きるかもしれない嫌なことを
夢の中で処理し、
精神状態の安定を図る癒しのメカニズム
が本当にあるのかも知れないですね。
私も、嫌なことがあると、
あれこれ考えずに、とにかく寝て忘れる!なんてことをやりますが、
あながち、間違っていないかもしれません。
皆様にとっても、素敵な週末になりますように!
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