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楽しいことは必ずしも便利なことじゃない!小さな会社の魅力とは?

「小さい、少ない、狭い」が楽しさにつながる

クエストリーの取引先の多くは、小さな会社や組織です。「小さな」というと弱さやマイナスなどのイメージがありますが、それは本当でしょうか。僕は仕事を通じて「価値の転換」が起きているのを実感しています。

小さな会社や組織には、他にない優位性や強みがあります。その根底にあるのは「楽しさ」です。小さいこと、少ないこと、狭いことが楽しさにつながるのです。楽しさを別な言葉で表現すれば「心地良さ」かもしれません。

利便性は欲望ですから際限がありません

これまでの楽しさは「利便性」と密接な関係がありました。利便性が高まることで、時間を得て、自由を手に入れることができます。つまり、利便性は「より大きく、より多く、より広く」を約束してくれたのです。

しかし、利便性は欲望ですから際限ありません。例えば、品川と名古屋を40分で結ぶリニア中央新幹線は便利ですが、楽しいといえるのでしょうか。利便性を追い求めることに、何となく危機感を覚える人も少なくありません。

不便のなかに楽しさを見出す力が求められている

お金で何でも買ったり、頼んだりするではなく、自分で作ることや自分でやってみることに価値を見出す考え方が、時代の変化によって広まりつつあります。不便のなかに楽しさを見出す力が重要になってきているのです。

話を仕事に戻すと、小さな会社の多くはフラットな組織です。アイデアを活かしやすく、本人次第で仕事を任せてもらえます。チームワークも強いのが特徴です。何かあれば寄ってたかって、みんなで解決しようとします。

楽しさの質の変換が中小企業のブランディング

いまは「より小さく、より少なく、より狭く」することで「楽しさの質を変える」ことが求められています。これが僕らが取り組んでいる「中小企業のブランディング」の大事なテーマになってきていると感じています。

あなたの周りにも小さな会社や組織の楽しさに触れた人はいるでしょうか?この記事がきっかけで、新たな視点が見つかるとうれしいです。ぜひ、周りの方と共有してみてくださいね。

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