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お彼岸の墓参りで感じた思いとは?

昨日、墓参りのために、4年ぶりに山梨の実家にかみさんといっしょに行ってきた。日帰りできる距離なのにコロナもあり、のびのびとなっていた。

今年93歳になる母に会うのも大事な目的だ。母の家系は長生きだ。本人はあっちがこっちが痛いというが、喋りや食べっぷりからまだまだ大丈夫だ。

母は知り合いの多くが亡くなり、寂しいとこぼしていた。そこでLINEビデオで金沢の息子家族とつなぐと、ひ孫の顔が見れてうれしそうだった。

高台にあるお墓、南アルプス市内が見える

あいにくの雨だが、寺の帰りに近所を少し歩く。実家近くのお宮では早咲きの桜が満開。桜があったことも記憶から抜け落ちていた。

集落の家並みはきれいだが、弟によると農業の担い手が少なくなり、山や田んぼや畑は荒れているという。実家の畑も樹木に飲み込まれているようだ。

川にかかっていた橋もいまは危険で渡れないとのこと、カブトムシをとりに行った山の道も入れないらしい。これが地方の現実だ。

威風堂々という表現がふさわしい武田信玄公像

母といっしょに暮らしている弟家族には感謝しかない。弟に甲府着まで送ってもらい、かみさんの買い物に付き合い、特急あずさで帰ってきた。

墓参りの安堵と同時に地方の山の荒廃や人口の高齢化が気になる。こちらも高齢者だが、信玄公さん、これから地方はどうなっていくのでしょうかね。

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