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億劫がり屋の経営者に未来はない

まずは結論を!「手間をかけるということは、愛情をかけること」と同義語です。今回の新型コロナウイルス の影響も、仕事に手間=愛情をかけている企業は立ち直りが早いと思うのです。なぜならばファンが支えるからです。

ある地方産品を取り扱っている方から、おもしろい話しを聞きました。生産者が農協を通さずに、産直で生産物を販売しようとしてネックとなるのは、生産者の「手間」だと言います。

これらの手間を嫌がって辞めてしまう生産者が多いのだそうです。この方は、選別やラベル貼り、ていねいな箱詰めなどの手間を嫌がる生産者を、その気にさせるのに苦労していると語っていました。

「手間をかけずに、利益や喜びを手に入れたい」・・・まあ、気持ちはわかりますが、そうはうまくいきません。でも、これは産直の生産者だけではないと思います。胸に手を当てるとウチの会社もまだまだ不十分です。

これまで多くの経営者にお会いしてきましたが、素晴らしいと感じた経営者は手間をかけることを厭いません。もちろん無駄は徹底的に排除する必要はありますが、「億劫がり屋の経営者に未来はない」、本当にそう思います。

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