オオムジュンジ

福岡で園芸店してます。山野草主体です。 営業日は金土日でその日の作業日誌を記述予定です…

オオムジュンジ

福岡で園芸店してます。山野草主体です。 営業日は金土日でその日の作業日誌を記述予定です。植物の管理生育の参考にしてください。ご意見、質問もどうぞ。わかる範囲で、お答えします。

マガジン

  • 園芸日誌ロッククラフト

    山野草の植え替え、肥料、剪定が苦手な人は参考になります。

最近の記事

アケビ受粉2.4.11

アケビの花が咲きました。3本のうち2本は咲きましたが1本は葉ばかり繁ってだめでした。咲いた内の1本は残念ながら雄花ばかりでがっかり。もう1本は10個位の雄花の中に1個だけ雌花を発見。嬉しい反面なんだ1個かとちょっと落胆でした。早速雄花ばかり咲いた方の花を取り受粉しました。アケビの受粉は別木でないとだめですから。1本の木に雄花と雌花が同居しますが基本同じ木の雄雌の花では受粉しません。受粉させるためには最低2本の木が必要です。ですから、2本の木の開花がずれて雌花が開花した時に雄花

    • びっくり2.4.24

      前回花だよりをお知らせしましたが、その後珍しいものが咲きました。正確に言うと、時期が約1ヶ月早く咲きました。フジの花です。多少は暖かいハウスですが狂ったらしく紫の花をつけてこれから垂れ下がる感じです。人より早く見るのは嬉しいですが、多分早く散るでしょう。悔しい部分もあります。それからウマノスズクサの花が咲きました。大体毎年咲きますが、受粉できないので実はまだ見たことありません。今年は思い切って、生ゴミを近い所に置いて、コバエでも繁殖させてみるかと思っています。かなり特殊な受粉

      • 花だより 2.3.14

        だいぶ暖かくなり花が咲き始めました。ビニールハウスなので皆さんより早く咲いたものも有りますので私のはまだ咲かないと言って落胆しないでください。ボケの赤、白、ピンク、それに白で咲いてピンクに変わるボケ。長寿梅の赤。ヤブサンザシの黄色。アケビの白、紫。さくら。レンギョウの黄色。カリンのピンク。バイカカラマツの白。庭梅のピンク。ルリビョウタンの黄色。ユスラウメの白。カロライナジャスミンの黄色。ヤマブキの黄色 (これは挿し木した15センチ位のもの)以上13品種です。だんだんにぎやかに

        • 植え替え雑感2.2.29

          落葉樹の植え替えをしました。ノ-ゼンカズラ、この木は根が大きく地上部分より太い根にダマになる位小根がいっぱいあります。思い切って半分以上カットしました。次はロウバイの木、高さ30センチの盆栽作り、思ったより花数が少なくて5個のみでした。枝の剪定と花は全て取りました。次は野ボケの木、赤い大きな花が見事なのですが、これも花数が少なく、長い枝を剪定しました。植え替え作業中にお客様が来て、珍しい物を持参してくれました。ロウバイの実生苗、円形の葉が2枚出ていましたが、次の葉は円形でなく

        アケビ受粉2.4.11

        マガジン

        • 園芸日誌ロッククラフト
          1本

        記事

          春到来かも?.2.2.16

          暖かい日が続いてハウスの中も春が近い兆しが見えはじめました。ほんの少しですが。例えば、一重野梅が開きました。アケビの葉が一部展開、野ボケ満開、庭フジの葉展開、その他雑木類ではサンザシの花芽、西洋カマツカの葉芽、カメリアエレナの花芽、ブルーベリーの葉等肉眼で確認出来るものが増えてきました。一年のうちで一番ワクワクする時期です。今までただの棒だった木が生きてる証を見せてくれます。まだまだ寒い日が有りそうですが、負けないで頑張っほしいです。

          春到来かも?.2.2.16

          もらい物盆栽 2.2.1

          朝 sさんより電話をいただき、盆栽をもらいに出かけました。老爺柿、美男カズラ、山ぶどう、セッカヒノキ、マユミ、野ボケ、梅など24鉢、12種類ほどでした。手放す理由は管理が面倒くさくなったとの事。 Sさんの盆栽数は約450鉢位、高齢(82)で2年ほど前から時々もらいに行っていました。 Sさんの(面倒くさい)の気分サイクルは大体年3回位かな?盆栽への情熱が半端なく凄い人ですが、時々ぷっつり切れるらしいです。私もその気分は持ち合わせており、素直に無料でもらい受けてきました。今回も作

          もらい物盆栽 2.2.1

          フウセンカズラ バカ騒ぎ2.1.31

          昨年の6月頃貰った種で8月中頃無事白花が咲き、10月中頃まで風船を6個付けていました。緑から茶色に変色した袋を破り、3×6で18個の種を採取。ここからが今日のタイトルです。一年草なので普通は種を保存して今年の5月から6月にまくのですが、10月の終わりに蒔きました。それも同じ鉢にです。ビニールハウスの中での話ですが、2週間程度でめでたく発芽して、めでたしめでたしの気分、現在は昨年6月の茎は真っ黒になり枯れていますが10月の茎は18本中8本元気です。6本は茎の緑がなくなり薄茶色に

          フウセンカズラ バカ騒ぎ2.1.31

          イワツルの植え替え他2.1.26

          イワツルウメモドキの植え替えといただいた植木鉢の掃除をしました。落葉低木は基本は葉っぱの落ちた冬に植え替えします。人によっては、厳寒期を嫌い2月位に実行しますが今年は暖冬傾向で大丈夫?でしょう。例によって赤玉土と山砂のミックスに腐葉土です。元肥(鉢の底に置く肥料)にマグアンプ少々入れました。前回の植え替え時に書く事を忘れた事ですが土を鉢に入れ終わった後、割り箸で土を軽く上から押し込みます(突く感じ)。土は粒状なので大きな隙間を無くす為です。又土は鉢の最上部から3から5ミリほど

          イワツルの植え替え他2.1.26

          斑入りクコの苗木 2.1.17

          昨年の2月にクコを剪定した時に出た切り株を鹿沼土に挿し木してありました。全部で8本挿し、今日そのうちの1本を抜いたら、かなり根が張っていました。早速鉢に植え替えしました。時期は秋植え替えが本来ですが無視しました。8本とも元気でした。苗床から取り出して長細い根だけをカットし赤玉土と山砂のミックス土に移植。クコはかなり丈夫な木なので大丈夫と思います、背丈が5から7センチ位のものばかりです。早く大きくなって、赤い実がつく事を楽しみにしてます。ちなみに花は苗が小さくても咲くはずです。

          有料
          500

          斑入りクコの苗木 2.1.17

          万両 紅孔雀 種蒔き2.1.12

          1月も半ばなので真赤なぶら下がる種を取って植えました。種床には、発泡スチロールの浅目の物、又はビニールの8掛4の苗床(ホ−ムセンターにあります)を使用。土は鹿沼土のみ。私は鹿沼ですが、赤玉土単体とか、両方の混合とか色々です。また、最近は芽出し土も販売されています。さて、まず最初に実を取って皮を剥がします。種と赤い皮の間には発芽を抑制する物質があるためです。きれいに取って水洗いします。割り箸で土に穴を開けその中に洗った種を入れます。深さは浅く少し隠れる程度です。水を掛けて終了で

          万両 紅孔雀 種蒔き2.1.12

          カラタチバナ(百両)2.1.11

          百両を2本手に入れました。大明上巻、出雲萌黄です。ビニールポットなので植え替えしました本来は5月ですが、実行。(移植を嫌う性質なので本来はしたくありませんでした。赤玉、鹿沼、腐葉土の均等の土を使用。時期外れなので旧鉢の土を壊さないように植えました。注意点は浅植え、土と幹の接点を3ミリ掘る要領で空間を作る事です。水をやって1週間は暗い場所に置き、2周目からはなるべく日陰と風通しの良い場所においてください。直射日光に弱いです。以上です。

          カラタチバナ(百両)2.1.11

          オタフクナンテン 2.1.10

          今日から書き始めます。正月に買ってあったオタフクナンテンが黒いビニールポットに入ったままだったので、化粧鉢に植え替えしました。本来の植え替え時期は春か、秋ですが無理しました。適期以外の植え替えはポットの土をあまりいじらず、そのままが割と成功します。適期は根を短くしたり,土をかなり取りますが、そのやり方は後日書きます。今回は、土も根もあまりいじりませんでした。土は、赤玉土と腐葉土と山砂を7-1.5-1.5ぐらいの割合で鉢底に肥料マグアンプを少々入れました。植えた後、割り箸で軽く

          有料
          1,000

          オタフクナンテン 2.1.10