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駄作モビルスーツ総集編

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夏草や駄作機どもが夢の跡
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記事一覧

ラクス・クライン有能説について語る

最初に 今日YouTubeをみていたらこの動画がサジェストされたのでみてました。  この動画を…

駄作MS No.Ⅺ 「RGM-79[F] ジム・フォーミュラ」

混迷のジム 一年戦争で地球連邦軍はジオン軍のザクに大敗し、その巻き返しを図るための新型兵…

駄作MS No.Ⅹ 「QCX-79P ウロボロス」

大蛇の夢 QCX-76A、試作艦隊決戦砲「ヨルムンガンド」はルウム海戦において試験的に実戦投入…

駄作MS番外編 「MS-RGM79D ゲファンゲナー・ゲム」

はじめに 今回のジムについてですが、以前私が書いたnoteの関連記事となっておりますので前回…

駄作MS Mk.Ⅸ 「RGM-79AR ジム・エアリアル」

空軍の意地 一年戦争が開戦し、ジオンが戦場に投入した新型兵器「モビルスーツ」は地球連邦軍…

駄作MS Mk.Ⅷ 「MAM-09 グラブロⅡ」

「駄作機の王」  一口に駄作機と言ってもその駄作の理由は様々だ。性能が足りなくて不採用、…

駄作MS番外編 「MS-06JK 応急改造型ザクキャノン」

祖国の護り戦闘団 宇宙世紀0079年10月、ジオン地上軍欧州戦線は既に膠着状態が続いていた。戦線は既にジオンの攻勢限界点を超えており、これ以上の戦線拡大は困難とオデッサ防衛司令のマ・クベ大佐は判断し、地上部隊の再編と防衛線の再構築を図った。これにより新たな部隊の単位であるカンプグルッペこと「戦闘団」が多く編成されオデッサ防衛の中心を担うこととされた。この戦闘団は既存のモビルスーツ部隊を組み合わせつつ、師団よりも規模が小さく柔軟な運用が可能な部隊として創設されたものであった。

駄作MS Mk.Ⅵ 「MAX-10 ドブラ」

万策尽き、藁にもすがる 宇宙世紀0079年12月。一年前から始まった戦争の主戦場は宇宙へと移っ…

「魂魄は碧海に眠る」駄作MS Mk.Ⅴ mod2 ゴボ実戦投入戦記

0.MSM-05 ゴボ開発計画 前回のゴボ開発計画と開発に至るまでの経緯についてはここにまとめて…

駄作MS Mk.Ⅴ mod1「MSM-05 ゴボ」

澎湃たる怒涛 宇宙世紀0079年1月10日、ジオン公国はコロニー落としに失敗した。戦争勝利のた…

駄作MS Mk.Ⅳ「TRX-79 リコム」

絵空事のはじまり 新兵器たるモビルスーツを偵察任務に運用しようと思っていた連邦軍は偵察用…

駄作MS Mk.Ⅲ「RGM-79R ジム・レーダー」

戦場の目 古来より戦争を優位に進めるために必要なことは複数挙げられているが、その中でも最…

駄作MS Mk.Ⅱb「EMS-04B ヅダ先行量産試作型」

前回のあらすじ 前回はヅダ試作までのいろいろについて語ってきましたが、実はあれは前日譚で…

駄作MS Mk.Ⅱa「EMS-04A 試作ヅダ」

両雄並び立つ ジオン公国は来たる地球連邦との戦争に備えて新たな機動兵器の開発を命じていた。それに対するジオニック社とツィマッド社、そしてM.I.P.社がそれぞれに機動兵器を開発し、そしてその中でジオニック社とツィマッド社がモビルスーツを開発し、そしてそれぞれにYMS-05とEMS-04という型番が与えられ、「ザク」「ヅダ」という名称が与えられた。  後にEMS-04ヅダの外装だけを変えたEMS-10ヅダがゴーストファイターとして戦ったことはよく知られている歴史であるが、この