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「小説」永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 第25話

美菜「ん~~┄また同じ夢、これで3回目かな?┄┄そォだなァ、森に入って良かった事は一度も無いからァ┄うん、今回は草原の方にしよォっと」
スゥ~~~┄┄┄┄
美菜「そォ言えば草原にもあの┄┄」
キラッ
美菜「あ、あったあった」
スゥ~~~┄┄┄┄
美菜「あれ?クリスタルの前に誰か座ってる┄私と同じ白いローブだ、お祈りをしてるの?」
スッスッスッ┄ババァ!!┄ポワァ
美菜「ん?両手を上げたら光の球が出て来た」
フワフワフワ┄スゥ~~~┄┄┄┄
美菜「天に昇って行く┄何をしてるんだろ┄┄話し掛けても平気かなァ」
スィ~~┄┄ビカァ!!
美菜「うわ!!眩しい!!これって┄どこかに飛ばされる!!」
┄┄┄┄サァ~~~~
美菜「光が弱く┄┄え!!宇宙って┄」
クルッ
美菜「太陽がこんなに近┄┄え!!若しかして先まで居た場所って┄┄太陽の」
ボワァ!!ゴォワァ!!
美菜「ハ、ハハハ┄┄真逆ねェ┄┄」
フヨフヨフヨ
美菜「あ、先の光の球┄┄どこ向かってんだろ」
フヨフヨ   スゥ~~~
美菜「あの方向は┄地球?」

美菜「どォ言う事?気が付けば辺りそこら中光の球だらけ┄それに」
ヒュ~~  ヒュ~~
美菜「次々と地球に降りて行く」
美菜(何があるのか確かめてみるか)
スゥ~~~┄┄┄┄
美菜「光の球は全て日本へ┄┄どォして日本限定なのかしら┄┄え?」
スゥ~~┄┄┄┄ピタッ
美菜「どォ言う事?ここって┄あの服装、平安時代┄って事は千年も前に、それに」
美菜(今気付いたけど、光の球は全て若い女性のお腹の中に┄┄若しかしてあの光の球が赤ちゃんに)
「神隠しだァ!!また神隠しが出たぞ!!」
美菜「神隠し?」
「これで何人目だよ」
美菜「成る程┄人が忽然と姿を消す事を神隠しって、それとあれはどォ言う事なのかしら」
スゥ~~┄┄┄
美菜「亡くなった人の身体から、見覚えのある黒い霧」
美菜(天に昇って行く)
ビカァ!!
美菜「う!!こ、今度はどこに」
┄┄┄┄サァ~~~~
「ワァワァワァ~~!!」
美菜「甲冑┄┄って事は、今度は安土桃山時代」
「グァ~!!」
美菜「なんだろ┄┄死んだ人全員から出てる訳じゃ無い┄┄」
美菜(ん?┄┄┄あ、分かっちゃったかも)
「グギャア~~!!」
美菜「ヤッパリだった、若い人限定であの霧は出てくる┄それがどんな理由なのかわ全然分かんないけど、でも間違いなく黒い霧光は若い人からしか出てこない」
ビカァ!!
美菜「クッ!!つ、次は」
┄┄┄┄サァ~~~~
「行け!!奴は2階に居るぞ!!」
ダダダダダ
美菜「新撰組┄┄私に何を見せたいの?光の球の謎も、黒い霧の謎も分かったよ?まァどっちも理由は分かんないけどね?」
ビカァ!!
美菜「┄┄はいはい、今度はどこ?そろそろ現代かしら?」
┄┄┄┄サァ~~~
美菜「┄┄┄あれ?ここはァ┄また平安時代?┄┄ん?あの建物の中の人」
スゥ~~~
美菜「他の人と格好が┄┄あァ、この時代だと確かあの格好は、陰陽師か」
ゴロゴロゴロゴロゴロ
美菜「急に雲行きが怪しくなって来た」
ゴロゴロゴロゴロゴロ┄┄ビシャ~~~ドド~~ン!!
美菜「うへェ┄あの人の庭に落ちた、大丈夫だったかしら」
ゴワゴワゴワゴワ
美菜「ん?┄┄雷が落ちた所に黒い霧の渦が」
スタスタスタ
美菜「おォ、あの人無事だったん┄ん?渦の中に┄┄あ!!消えちゃった」
ビカァ!!
美菜「うわ!!今のは不意を着かれた」
┄┄┄┄サァ~~~~
美菜「┄┄┄ん、ンン┄いやァ今のは食らっちゃっわ、ハハハ┄┄は?┄森に草原┄┄戻って来たの?」
キョロキョロ
美菜「ん~~何か違う気が┄┄え~~こんな小さな木々ってなかったよなァ、それに小川とか」
カサカサカサ
美菜「先からチラチラと視界に入ってくる、真っ黒いモコモコした物体って」
美菜(色んな所でくっ付いたり離れたり┄あんなんでも意思はあるって言う訳?)
スタスタスタ
美菜「あ、陰陽師」
ボボボボボワァ
美菜「うェ!!何やってんのあの人、身体の中にどんどん取り入れて行く」
ボボボボボワァ┄┄┄┄グググッ
美菜「急に祈りだし┄┄あの祈り方」
「ウェ~~ィ!!」
ボワァ
美菜「ヤッパリ、光の球を出した」
グググニャニャ
美菜「┄┄どォ言う事?光の球が形を変えて┄┄あれって真逆」
グニャグニャニャニャ
美菜「人を作ってる┄┄何でって、直接聞いた方が早いってか」
スゥ~~┄┄┄ビカァ!!
美菜「嘘!!ちょ、ちょっと待って!!まだもう少しだけ┄┄┄┄┄┄」
『大丈夫、私が必ず守っあげるから』
美菜「だ┄┄┄誰┄┄┄┄┄」

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