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『小説』永遠に宇宙に 完結編 ~さよならからの始まり 絆は永遠に~ 終章 決戦 第 2話

真「ったく···ヤッパあの人超ドSだぜ」
生命「グルルルル」
真「あ、悪ィ待たせたな?···あのよォ、大人しく殺られちゃくんねェか?」
生命「グルガァ〜!!」
真「だよな?」
シュパッ···ブンブン!!ブブブン!!
真「ヤッパ怖ェ···でも」
斬!!
生命「グッ」
真「あれ?叫ばなくなった···効いてねェのか?」
ブブン!!ブブン!!···ガバァ!!
真「うわ!!何だよ!!」
ガシッ!!
真「ま、マジかよ!!コイツ俺を喰おォとしやがった!!」
ドン!!タタタタタ
真「巫山戯んな!!腹減ってんなら飯喰ってから来やがれ!!」
美奈「え?···今の天然なの?それとも」
真「人なんか喰ったって上手くねェぞ!!多分」
美奈「うわァ···本物の天然だった···あのね?今ソイツはアンタを食べて吸収しよォとしたのよ」
真「きゅ、吸収って···何の為に?」
美奈「アンタが強いって思ったからじゃない?食べてパワーアップしようとしたのよ」
真「マジか!!」
クルッ
真「おい!!俺は凄ェ馬鹿だからメッチャ不味いぞ!!俺なんか喰ったら絶対食当たりすっかんな!!だから止めとけ」
生命「グルガ?」
美奈「······純粋に馬鹿なんだ」
ヨカ「ア、アナタどォしてですか?彼は雑兵よりも力は無いのに」
サザン「えェ、不思議でしかありません···何故彼があの化け物と対等···いいえ、それ以上に戦えてしまうのか」
バル「ミーナはまだ解決方法が分かんないのかしら」
ヨキ「矢張り難しいしのでしょォね?」
バル「何でミーナは攻撃しないんだろ」
サザン「ドSだからでは?」
バル「そォだけど!!真剣に答えてよ」
サザン「フフフ、それはミーナが攻撃した時に相手の攻撃力が上がるのを恐れているのでしょう」
ヨキ「だからあの少年に?」
バル「そォ言えばあの子が攻撃しても氣が上がって無いわね?」
サザン「ミーナの一撃は確かに重いですが、確りと当てなければダメージを与えられません、ですから今リスクを背負う訳には行かないのでしょう」
バル「だから解決方法が分かるまではあの子にって事か」
ヨキ「それが今は最良だと思いますね?」
バル「見付けられるのかなァ」
サザン「信じるしかありませんね?」
バル「そっか」
ブン!!ブブン!!ブンブン!!
真「ち、近付けねェなこりゃァ」
美奈「こらァ!!逃げてばっかいたら弱点が分かんないでしょォが!!」
真「んな事言ったってよォ!!マジおっかねェんだってば!!」
生命「ウガァ〜〜!!」
ブブン!!ブブン!!ブブブン!!
美奈「だから逃げんな!!戦え馬鹿!!」
真「無茶言わないでくれよ!!」
美奈「無茶じゃない!!やれ!!」
真「わァったよ!!やりゃァいいんだろ!!やりゃァ!!」
生命「グガァ〜〜!!」
真「煩ェよ!!」
ブブン!!ブン!!ガキィ!!
真「ふんごわァ〜」
バキッ!!ズザザザザ!!
真「ウグッ」
シュサッ
美奈「逃げろキンタ!!」
ブン!!チッ、ゴロゴロゴロゴロ
真「だァ〜!!少し掠った···危ねェ」
美奈「確り逃げろ馬鹿!!」
真「あ、あの人無茶苦茶だ···顔は美人なのに」
美奈「何か言った⁉」
真「何も言ってねェっスよ!!」
美奈「ソイツ斃したら1Pさせてあげるから殺れ!!」
真「ま、マジで!!おりゃァ〜!!」
ブンブンブン!!ザシュ!!
生命「ウギャ〜!!」
美奈「ナイスエロパワー!!もっと殺れ!!」
真「うおォ〜1P!!D貞卒業したる!!」
ブンブンブンブン!!ブンブン!!
美奈「また逃げて!!私じゃ不満なの!!」
真「不満なんかねェっスよ!!でも1Pの前に死ぬって!!」
美奈「あら、案外賢いじゃない」
真「ク、クソ···でも確かに逃げてばっかじゃ埒が明かねェ」
生命「ウガァ〜〜!!」
真「ゴクッ···ヤッパ怖ェな」
ブン!!ブン!!ブブブン!!
美奈「キンタやる気あんの!!」
真「ヤリてェけど親友の母ちゃんは流石に無理!!」
美奈「そっちじゃ無いわよ!!戦う気があんのかって聞いてんの!!」
真「そっちはねェっス!!マジ怖ェんだから!!」
美奈「何しに来たんだお前は!!」
真「そォっスけど!!」
ブンブン!!ブブブン!!
真「ったくさっきからブンブン煩ェよ!!扇風機かテメェは!!」
ゴワァ〜!!
美奈「あ!!馬鹿!!アンタの力で受け止めたら」
ガキィ!!···グググ
真「フグッ···お、押される」
グググッ
生命「フグァフグァ」
真「ング···ま、負けねェ!!」
美奈「無理すんなキンタ!!タイミング見て上手く躱して!!」
真「分かったっス!!」
グググ···ググッ、ガッザシュ!!
真「だァ〜!!い、痛ェ!!」
美奈「逃げてキンタ!!」
ブブブン!!
真「ちょ、ちょっと待て!!」
美奈「怯んでんな!!」
真「そ、そんな事言ったって」
美奈「怯んだら殺られるわよ!!強気だけは無くすな!!」
ブン!!ブン!!ブン!!
真「文句言うなら自分でやれって」
美奈「何か言った!!」
真「何も言ってねェよ!!」
美奈「だったら殺れ!!」
真「クソ!!もォどォにでもなれ!!うォ〜〜!!」
ガキィ!!ガキィン!!キンキンキン!!
真「はァ〜?全部防がれちまう」
ギキン!!ガキィン!!キンキン!!
美奈「何遊んでんのよ!!ちゃんと当てろ!!」
真「ち、違!!遊んでねェっス!!当たんねェんスよ!!」
美奈「え?別に強くはなって無いわよ?」
キキキン!!キン!!ガキィン!!
真「ま、マジで全然当たんねェ」
生命「·········本気を······出したからだ」
真「あ?···何て言ったんだ?」
生命「お······前の······後の戦い···力······温存した」
真「コイツ···会話出来たのかよ」
生命「······話せない·····いって···ない」
ガキィ!!グググ
真「お、押され···る」
美奈「何やってんのよキンタ!!」
生命「お前···終わり······ここまで···称賛······褒美······少し遊んで···やる」
ガッ!!ザシュ!!ザシュ!!ザシュ!!
真「グァ!!」
美奈「キンタ!!」
ザシュザシュ!!ザシュ!!
真「ま、マジか···コイツ······今までとは」
美奈「なんで急に強く···あ!!アイツ態と······私と戦う事考えて力を残してたんだ」
ザシュ!!斬!!斬!!
真「ガハッ!!···や、ヤベェ」
美奈「あらら、駄目かな?···おォ〜いキンタ大丈夫?」
真「···············」
美奈「無〜視、ってもォ返事する元気がないか」
斬!!ザシュ!!
生命「·········つまらん」
真「······め、目が霞んで······でも」
生命「···こォなる···と······ただの······ゴミ」
ドカッ!!ゴロゴロゴロゴロ
美奈「···············」
ドカッ!!ゴロゴロゴロゴロ
美奈「ちょっと!!」
ドカッ!!ゴロゴロゴロゴロ
美奈「またかよ、もォ終わったんだから十分だろォ?」
ドカッ!!ゴロゴロゴロゴロ···サワッ
美奈「それで私を苛つかれてるつもり?ってか無駄だよ?」
ドカッ!!ゴロゴロゴロゴロ
生命「クカカカカ、毬のように転がりよる」
ドカッ!!ゴロゴロドカッ!!ゴロゴロ
美奈「止めてくれるかなァ、一応その子息子の親友なんだよね?」
生命「··············」
ドカッ!!ゴロゴロゴロゴロ
生命「ククククク」
美奈「············おい」
ドカッ!!ゴロゴロゴロゴロ
ヨキ「酷い」
サザン「彼を毬の様に」
バル「ゴメン!!私もォ我慢出来ない」
ヨキ「止めておきなさい」
バル「ヨキ様」
ヨキ「アナタが出て行っても何の役にも立ちません」
バル「分かってる!!でもあれは我慢」
サザン「して下さい、アナタよりキレてる人が居ますから」
バル「え?」
生命「グガガガガガハハハハ」
ドカッ!!ゴロゴロゴロゴロ········ブチン···シュパッ、斬!!
生命「ウギャァ〜〜〜!!」


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