【弱形】の大切さを思い知った。【英語発音】
夏休み明けから、英語のプレゼンをする授業をとっています。
その授業のなかで、【英語の発音を練習する】回があって
リンカーンのスピーチを発音したのですが、
まあ~これがむずい。
基本的な発音はokなものの
単語単語がぶつ切り
弱いところが弱く発音できていない
一部発音が強すぎる
という課題が出てきました。
色々と練習してみて、気付いたのが
【弱形】をマスターすることが大事
だということです。
·
·
·
【弱形とは???】
読んでのごとく、【弱く発音する】語のことです。
ネイティブだと0.1秒くらで、かなり曖昧な音で発音します。
例えば、and。これをしっかり発音【=強形】すると、
アンド
になりますが、【弱形】だと
ェ
みたいな音になります。
では、なぜ弱形があるのかというと、
andなどの【ことさら強調して発音しなくてもいい】語は、
たとえそのとき聞き取れなくても、
後から補えるから。
【ここはことさら強く発音しなくても、わかるっしょ】的なスタンスで
会話をスムーズに進めるために弱形があるわけです。
You and me が ユーェミ と聞こえて、
Youとmeしか聞こえなかった場合。
この間に入るものは、名詞が二つ並んでることから、andしかない。
というような推測ができるわけです。
いちいちハッキリ発音しない。
というのが、英語のよさでもあり、難しさでもある。
日本語だと、助詞一つで言葉の意味が大きく変わってしまう。
私 と あなた
私 は あなた
私 が あなた
私 も あなた
のように、「と」「は」「が」などのたった一文字の助詞が、文章の意味を
大きく変えてしまいます。
なので、日本語だと【弱形】の概念がない。
この英語と日本語のギャップが、日本人を苦しめるところ。現に私も苦しんでいます。
教授にいわれたのが、【弱いところはもっと弱くしていい】
ということ。私のくせなのか、いちいちハッキリ発音してしまいがち
なようです。
なので、その矯正をするためにも、【弱形】をマスターしようと思う。
·
·
·
【まとめ】
英語の【弱形】は、会話をスムーズに進めるための
合理的な手段。日本語だと、弱形にしてしまうと
かなり曖昧になってしまう。そのため、出る幕がない。
こうした【ギャップ】があることは、もう変えようがない。
だから、練習していくしかない。【弱形】を制するものは
英語を制する。
Please support me