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【だから僕は塾バイトをやめた】

大学1年のころからずっと続けてきたバイト先の塾を、4年のめちゃくちゃ後半になってからやめました。なぜか?

いろいろと「ヤバ」かったから

です。
べつに元バイト先の悪口をいいたいわけではなく、どういう心理的作用が働いてこの判断に自分は至ったのか、興味があるため書きます。

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【経緯】

学習塾には1人、塾の運営をつかさどりし「塾長」ないし「教室長」がいます。でかいところはこれが1人だけじゃない可能性もありますが、わたしのところは1人でした。

そして、わたしたち主に大学生がメインのアルバイト管理もその「運営をつかさどりし者」が行います。以下、これを「ゼウス」とします。

ゼウスはシフトの管理や新人教育、ほか部下となるアルバイトたちのマネジメントを行います。

ゼウスはわたしが入ってから1年交代でぐるぐる変わっていました。そしてわたしがやめたときのゼウスは2回かわったあとの3人目でした。

その「3人目のゼウス」がやばすぎたのです。

さきほどの文を思い出してみてください。

ゼウスはシフトの管理や新人教育、ほか部下となるアルバイトたちのマネジメントを行います。

なんと!!!かのゼウスさんは

1つもできていなかった!!!

やばいです。中身がハデスなんじゃないかと疑うくらいです。
具体的にいうと

・指示は口頭でなく、メモのみ
・シフトのシステムが変わったことを伝えてくれず、わからなかった自分はシフトが激減した
・新人の講師さんに、仕事の具体的なやり方を教えない
・そもそも指示がとんでこない
・指示があったときは、上の人の伝えた内容をそのまま繰り返してるだけ

というわけです。やばいですね。

また、以下のもろもろのこともわたしがヤバさを感じた原因です。

・給与明細が毎回1ヵ月くらい遅れて出てくる
・生徒の入退室のときにあいさつをあまりしない

わたしはそんなゼウスに心底うんざりしてしまいました。

塾のアルバイトは楽しいです。他人に教えるということはかなり自分の脳ミソトレーニングになります。脳ミソを鍛えてお金が貰えてしかも子供を勉強面で助けられる。こんなに素晴らしい仕事はありません。

ただ、
その楽しさ<<<<<<<<<ゼウスのヤバさ

という不等式になったため、どんどんわたくしのストレスは溜まっていきました。同僚ともあのゼウスおかしくね?という話題が頻繁に出てくるように…

また、私は進路も決めて、来年そこに突き進む準備もしていましたので、もうこんな環境にいる必要はない。と感じ、ゼウスにブチギレのLINEを送りました。もちろん丁寧な文章で。

ただやはりやばいゼウスはやばいまま。

感情的な回答が最初反ってきて(これもやばい)次にこちらが「伝えられていないので」、と事情を話したらはよくわからない回答「会社のせいですね」が出てきました。

「あ、もうダメだ」


と思い、その流れのままゼウスの庇護下からはいなくなります、とやめる意思を伝えました。

表向きの理由は「会社の研修で忙しいから」

裏の理由は「あなたを見限ります」

ということです。

契約があったので1ヵ月はそのままいましたが、最後の出勤日にまたゼウスがやばいことをします。

わたしが「お疲れ様でした」を言ったのに
何も反応なし

おそらく、授業に集中しててわからなかったのでしょう。とはいえあいさつ交わさないのはまじでおかしいだろ!!!うわーやめてよかった!!!

と思いながら帰路につきました。

そして、契約が切れる頃合いを見てLINEグループを脱退、ゼウスもブロック、というなんとも物悲しい結末になりました。

そうして僕は塾バイトをやめた

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【教訓】

今回の件から得られる教訓をいくつか挙げてみましょう。

・最低限のマネジメント能力がないと部下に見限られる
・あいさつを疎かにすると人格を疑われる
・コミュニケーションを筆談だけで済ませるのはよくない

特に最初の教訓が、いちばん大事だと思います。

私もいつかは経験を積んでえらくなって、「ゼウス」の立場になるつもりです。なので、そのときに私がかの「3人目のゼウス」にならないように全力で気を付けなくてはならない、ということになります。

部下に見限られる、その見限られる理由もフィードバックされず逃げられてしまう。これ以上の悲劇はないです。なのでよい反面教師として、これから繰り広げられる社会人人生を生きていこうと思います。

みかわ

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