転職した

前回の公開が2020年てことで、あれから3年が経ったのね。就活期の心情をnote以外にもメモなどに記録していて、それを見返すと、笑ってしまうくらい病んでいる。お疲れ様、よく乗り越えたね、企業の一員として多分だけど社会貢献できてるよわたし。
就活って本当苦しいよねー
何が苦しいってゴールが見えないこと、正解がないこと、やりたくないことはいっぱい浮かぶのにやりたいことは1つも浮かばないこと。
やりたいことがないことを、責められては、自分はなんて愚かなんだろうと思い知らされて、さらに、自分の能力の低さゆえに選択の幅がないことに落胆するの。
でもみんなきっと、そんなもん。
3年経ってもやりたいことなどない!
ただお金は欲しい!そんな感じで、社会に溶け込めるように、人間と認められるように、労働している毎日。



新卒1年目の会社を今年の3月で退職した。
私の就活は結局最初から最後まで辛くて、最後まで悩み、満足のいかない内定をもらい、ニートにならないために入社した。
とりあえず2年間働いたら辞めて専門資格を取ろうと思ったから。
なにが納得内定だ。私には計画していることがある。と思いながら無気力で内定式や入社式を迎えた。2年で辞めるからそれまで適当に働こーって奴、こんな新社会人ほかにいるのかな。
態度にも出ていたのか、人事にもそれがバレていて入社1年後に「○○さん、ちゃんと結果残してて偉いね!すぐ辞めると思ったよ!」と言われた。


同期もいて、飲みにいったり、遊んだり、
社会人って楽しいー!!って感じだった。
誰かが言っていた、就活なんて通過点にすぎないよ。働くことの方が断然辛いよ。就活で病んでたら仕事していけないよ。という言葉、
あれは嘘だった。

2年間という縛りをとっていたからなのか、
それは不明だけど
ゴールが見えていたから就活のときより断然楽だった。そこそこ楽しむこともできた。

勤めた会社はゴリゴリの営業で、8割の社員が男で、日毎の成績がボードに張り出され、毎朝所長から叱責を受けた。
毎日同じことを言われ、同じことを練習する。
昨日も言ってたなー。先週も言ってたなー。先月と言ってること違うなー。なんてことを思いながら、目元だけは真剣な表情で、「はい!」と返事をする日々を送った。
マスク生活がありがたかった。

過程など1ミリも興味がない、結果が全ての営業という仕事は苦しかった。頑張っても売り上げがなかったら、意味はない。売り上げを作ったか、作っていないか。売り上げを作った人が正しくて、売り上げが無い人は間違っている。そんな世界。

(今思うと、白黒ハッキリさせたい、答えが早くほしい、性格の自分には適職だったかもなとも思う。でももう一度やりたいとは思えない。)

どんなに理不尽なことがあっても、頑張りが報われなくても、"まあ2年で辞めるし"という心持ちで耐えていた。このスタンスはかなり強い。それでも辛いことは多くて、何回も泣いたけど。

今の仕事が一生続くわけではないこと、終わりが見えること、これを理解しているだけで苦しみから逃れることができた。

このスタンスのおかげで職場の人間関係も楽だった。自分が起こすこと、自分の周りで起きること、全ては頭に"どうせ2年で辞めるし"がつくことで、どう思われてもいいやというモチベになれた。"どうせ2年で辞めるのだからこの人に嫌われたって良いや"  とか "どうせ2年で辞めるのだから上司に媚びる必要ないわ" って思えた。

だから仕事においてかなり重要な"人間関係"とゆう項目は楽々クリアだった。クリアとゆうより、気にも留めなかった。

ありのままの自分が受け入れられることは、
私にとってかなり大きいことで、日々感じてきている"生きずらさ"から解放される。

周りが年上の男性社員だったのはとても楽だった(笑)同性ではないので特別気をつかうこともなかった。同性(とくに10〜15歳くらい離れた年上の女性は気を使う)
それに私は、嫌なことは嫌!と言っていたので、扱いにくい生意気な若手社員だったと思う。
(ごめんね。)

仕事しやすい環境ってこうやって自分で作り上げていくものなんだと学びつつも、
その環境は100%自分で作り上げた、とはいえず、優しい人たちに囲まれているな、ありがたいなと常に思っていた。

2年間で辞めようとは思っていたものの、それでも辛いことは多く、入社して半年、1年、1年半と辞めたい辞めたい辞めたいと常に思っていた。それくらい嫌だったけど、
なんとか続けられたのは、紛れもなく環境に恵まれていたこと、変わり者の自分が受け入れてもらえたからだった。

"どうした?大丈夫?"と気にかけてくれる人が1人でもいるだけで人はココロを取り戻せるんだな。と思えたことが数回あった。
その人たちのこと、これから先も忘れたくないし、自分もそんな人になりたいなと、勉強になったりもした。
(その優しさが下心だったとしても)


先輩の元で働くこと、後輩に教えること、
どちらも経験できた。
ゆるりと。
7割くらいの力で毎日。
多分上司にも、先輩にも、同期にも見透かされていたと思う。

(ごめんね。)
(なんか、中学卒業後くらいから、全力のやり方を忘れてしまった。)


営業成績はそこそこだった。
良くもなく、悪くもない。
ただ目標が低く、やる気もなかったので、
伸び代がないなと常に自分で思っていた。

でも同期には負けるのはなんとなく嫌だった。
いつも少しだけ上にいたいなとは思っていた。

褒められたいとか評価されたいという気持ち以上に
自分が優位にいたい、馬鹿にされたくない
という気持ちの方がなんとなく強かった。

なんで私はこんなに、他人に舐められたくないのだろう?? と書いてて思った。
また後で分析してみる。。(笑)

そんなこんなで晴れて2年後の3月に退職〜。
専門学生になるので辞めます!とみんなに伝えたものの不合格。
勉強もせず努力もしてないくせに、落ち込む。
継続する気にもなれず、そもそもそこまでの情熱がなく、普通に転職して今に至る。

やりたいことがない私はずっとこうやって路頭に迷うのだと思う。

専門行かないなら、この2年間なんだったの?ってなるな。あんなに周りに公言していたのに、2年間適当に仕事してきた意味は?となるな。

2年の間で勉強すればよかった、と思ってもやっぱり現実はそんな余裕なんて無かった。
仕事と勉強の両立はかなりの覚悟がないとできない。わたしにはその覚悟がなかった。

2年間で辞めて専門に行くというのも、結局は目の前の仕事を一生懸命やらないための理由作りだったのかも、と今思った。

(もう。一生懸命のやり方もわからない。
教えてくれー!)



転職後のことはまた違う日に書く。
今は人間関係で、ストレス溜まりまくって、繰り返し口内炎ができています。
ストレス耐性だけは強いはずですが(^。^)



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