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【プレミアリーグ】各クラブの監督年俸とプレミア順位の相関は

 今朝チャンピオンズリーグ決勝が開催され、劣勢ながらRマドリードがリヴァプールに1-0で勝ち14回目の制覇を達成した。
 なお、Rマドリードは準々決勝でチェルシー、準優勝でマンC、決勝でリヴァプールとプレミア勢を一網打尽にした。ラウンド16はパリSGと厳しい相手しかいなかったが見事栄光を勝ち取った。

 そのRマドリードの監督を務めるのは昨季までエヴァートンを率いていたアンチェロッティ。
 ジダンの後任にアンチェロッティを選んだRマドリードとアンチェロッティを失いベニテスを招聘したエヴァートンは明暗を分けるシーズンとなった。
 なお、アンチェロッティはRマドリードの監督就任にあたって、エヴァートン時代の年俸10億程度から8億程度の減俸を受け入れたと報じられている。

 プレミアリーグ2強の監督、ベップとクロップは契約満了が近づいたが、前者は契約延長のうわさが、後者は2026年まで延長を発表をした。
 そしてアーセナル監督のアルテタも2025年まで契約延長を行った。
アルテタが契約延長のオファーを受けたのは、クリスタルパレス、セインツ、ブライトンに3連敗を喫したあたりと言われておりクラブからの信頼が感じられる。
 延長によって大幅にサラリーがあがり、ヴェンゲル監督と同等の額になった模様。
 アルテタおよび他クラブの監督の年俸について調べてみた。

監督年俸も2強がTOP2

 プレミアリーグで一番サラリーを貰っているのはマンCのグアルディオラで約30億。一番貰っていないフランク(ブレントフォード)、スミス(ノリッジ)の約2億と比べると15倍ほど多い。
 しかし、十分な結果を残しておりCL優勝を達成すれば完璧という状態なので問題はないかもしれない。
 次点はクロップとなり、ここも不満を言う人間はいないと思う。
 3位はコンテと高いお金を出したトッテナムが4位にフィニッシュと監督交代に成功した。
 上2人と違うのは、これまでに衝突による退団が多く将来が安泰とは言えないことと、ケインとソンが居てこそのクラブということだ。

コスパの良い監督は誰

 これまでの実績も年俸には加味されるが、チェルシーのトュヘル監督は年俸の割に結果を出している。
 全体で7番目の約11億は上位3人の半分以下だが、CLとクラブW杯の制覇、2年連続でプレミア4以内、FA杯準優勝などとクラブが情勢に左右される中でも崩れなかった。
 また、今季9位と初めてプレミアでトップ10入りしたブライトンのポッター監督、クラブ史上プレミア初挑戦を13位と残留に導いたブレントフォードのフランク監督も十分な結果を出したと言えそう。

プレミアリーグ監督年俸と今季順位
1位 グアルディオラ(マンC):1900万£(約30億) ※今季1位
2位 クロップ(リヴァプール):1600万£(約25億) ※今季2位
3位 コンテ(トッテナム) :1500万£(約24億)  ※今季4位
4位 ロジャース(レスター):1000万£(約16億) ※今季8位
5位 アルテタ(アーセナル):830万£(約13億) ※今季5位
6位 ラングニック(マンU):800万£(約12億) ※今季6位
7位 トゥヘル(チェルシー):700万£(約11億)※今季3位
8位 ハーゼンヒュットル(セインツ): 600万£(約9億)※今季15位
9位 モイーズ(ウェストハム):500万£(約8億) ※今季7位
9位 ジェラード(アストン・ヴィラ):500万£(約8億) ※今季14位
9位 ランパード(エヴァートン):500万£(約8億)※今季16位
12位 ホジソン(ワトフォード):450万£(約7億)※今季19位
13位 ヴィエラ(クリスタルパレス):400万£(約6億) ※今季12位
14位 マーシュ(リーズ):350万£(約5億円) ※今季17位
15位 エディ・ハウ(ニューカッスル):300万£(約4億強) ※今季11位
16位 ラージ(ウルブス):250万£(約4億弱) ※今季10位
17位 ポッター(ブライトン):200万£(約3億) ※今季9位
18位 フランク(ブレントフォード):150万£(約2億)※今季13位
18位 スミス(ノリッジ):150万£(約2億) ※今季20位
?位 ジャクソン(バーンリー) :不明 ※今季18位

お読みいただきありがとうございました。

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