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2021-2022シーズンでプレミアリーグを去る選手達

 アーセナルのラカゼットが今シーズン限りでの退団を発表した。
他にもレノ、ベジェリン、トレイラ、パブロ・マリあたりの去就が不安定である。
 今季限りでプレミアを去ることが決まっている選手を調べてみた。

マーク・ノーブル(ウエストハム)→引退

 今シーズン開幕前に引退を明言していたウエストハムのノーブル。
レンタルを除き、アカデミーを含めてウエストハム一筋で22年間在籍した。
 ウエストハムが降格した2011-12には、2部の年間ベストイレブンに選出される活躍を見せて1年での昇格に貢献。
 長年に渡りウエストハムの中盤を支え、キャプテンも務めたノーブルのウエストハム公式戦出場は525試合62ゴール。プレミアリーグだけでも414試合に出場している。
 その功績を称え、今季ホーム最終戦では16分に惜別の拍手、試合終了後にはセレモニーが行われた。

フェルナンジーニョ(マンC)→ブラジル?

 2013-14シーズンにシャフタール・ドネツクから加入したフェルナンジーニョ。9シーズンに渡りマンCでプレーし、コンパニ退団後はキャプテンに就任した。リーグ5回、FA杯1回、リーグ杯4回の優勝に貢献し、常勝クラブの一員として活躍した。
 ロドリが台頭したことから昨季、今季と出場機会は減らしたが、基本的にレギュラーとしてプレーしマンCでの公式戦出場は392試合。プレミアリーグだけに限ると264試合に出場した。
 今後もシティのレジェンドとしてサポーターから愛されるだろう。
 37歳になったフェルナンジーニョはブラジルで現役続行すると言われている。なお、フェルナンジーニョは前所属のシャフタールにも8年所属しており、欧州ではこの2クラブでキャリアを終えることになりそう。

ディボック・オリギ(リヴァプール):ACミラン?

 2015-16シーズンにリールから加入したオリギ。2017-18シーズンはヴォルフスブルクにレンタル移籍しているが、リヴァプールには7年在籍と結構長い。
 現所属選手だとミルナーやフィルミーノと同時期に加入しており、ヘンダーソンに次いで古株の選手である。
 あまり出場機会には恵まれなかったが、大一番に強くここぞという時に得点を決める記憶に残る選手で、「ミラクルオリギ」の愛称を持つ。
 リヴァプールでの公式戦出場は203試合で50ゴール、プレミアでは107試合22ゴール。ニューカッスル戦やCLバルセロナ戦などが印象的なゴールだろうか。クロップ監督も「リヴァプールのレジェンド」と功績を称賛した。
 まだ27歳と若くこれからまだ活躍が期待されるオリギはセリエA王者のACミランの移籍が噂されている。

アントニオ・リュディガー(チェルシー):Rマドリード

 2017-18シーズンにローマから加入したリュディガーはチェルシーで5年プレーした。ランパードと軋轢があった以外はCBのレギュラーとしてCL、EL(決勝は負傷欠場)制覇に貢献した。
 抜群の身体能力と陽気な性格でクラブを支える活躍で、チェルシーでは公式戦210試合出場13ゴール、プレミアでは133試合出場9ゴールを記録している。
 来シーズンからはリーガ王者かつCL王者のRマドリードに加入することが発表されている。
 ブンデス(シュツットガルト)、セリエA(ローマ)、プレミア(チェルシー)と渡り歩いたリュディガーは欧州4大リーグ全てでプレーすることになる。

その他、マティッチ、ポグバ、マタ、リンガード、カバーニの退団が確定している。

お読みいただきありがとうございました。

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