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売れない物は変化が見えないから

バブル崩壊後、「売れない時代」と言われ続けています。

作れば作るだけ売れた時代とは異なり世の中にはモノがあふれ、消費者は豊かになり、“ミニマリスト”と言われる“持たないことが素晴らしい”といった状況にすらあり、販売店では値引き合戦という消耗戦が続いています。
そして、値引き合戦に慣れた消費者は、必要品でさえも安いものを求めるようになっています。

そのような中、メーカーも“お得感”を前面に出すため、様々なPRをしますが、それが本当に消費者へ伝わっているのでしょうか?

例えば、

「年間の電気料金が安い!!」と言って、
・数千円の電気料金を安くするために数万円も高くなる冷蔵庫
・差なんてわからないレベルで高画質になるTV
・最初の1~2か月位は使うかもしれない追加機能が多くある電子レンジ

大衆に行き渡ってしまいしまったため、差別化に苦労しているのは分かりますが、

「その機能って本当に喜ばれているのだろうか?」
「消費者は理解しているのだろうか?」

そんなことを考えてしまいます。

結果、「”違いがよく分からない”から結局は価格の安い物」になってしまっているように思えてなりません。

必要なのは、機能の差別化ではなく、効果の差別化です。

それを使うことで今までと何が変わるのか?

その効果としての違いをどれだけ消費者へ伝えられるか、
言い換えればイメージさせられるのかが重要になってきます。

そのためには商品のことを知るのはもちろんですが、相手のことを知り、会社のことも知る必要があり、加えて、その知った知識を自分の言葉で相手にアウトプットできなければいけません。

正しいアウトプットができなければ、どんなに素晴らしいインプットをしたとしても効果はありません
(本当は正しいアウトプットができてないので、正しいインプットができないのですが、、、)。

消費者のニーズを探ることや商品を改良することに力を入れる人はいますが、それだけでは正しい効果が伝わり切れません。
売るためには、このアウトプットにも注力をしていく必要があります。

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