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シリコンバレーへオンライン留学!_Draper University of Heroes【DAY12~13】

アメリカシリコンバレー、サン・マテオにあるDraper Universityへ2週間オンライン短期留学した経験、失敗、学びを全て赤裸々に綴っています。

Prepare Pitch Deck

来週月曜日の最終ピッチに向け1日中パソコンと向き合い、アイデアを言語化、Pitch Deckをまとめていきました。

なお取り組む際に気をつけたことは、自分のアイデアはバリデーション(検証)も十分になく構想段階のため、決して作り込みすぎない、考え込み過ぎない(勘違いしない)ことだけには一番気をつけました。よくある失敗の代表例はMVPに達する前に、ただ自分の作りたいプロダクトを作り失敗するケースが山のようにあるからです。

MVP(Minimum Viable Product)とは?

A minimum viable product (MVP) is a concept from Lean Startup that stresses the impact of learning in new product development. Eric Ries, defined an MVP as that version of a new product which allows a team to collect the maximum amount of validated learning about customers with the least effort.

顧客に価値を提供できる最小限の製品や、それを使ったアプローチのことをいいます。「リーンスタートアップ(Lean Startup)」は主にシリコンバレーにおける成功する企業の条件を分析したものです。

AirbnbのMVP事例

Airbnbは創業当初、実際にエアーマットレスを借りてCraigslist(クレイグスリスト)という無料のインターネット掲示板でゲストを募り、サービスが実際に消費者に好まれるか試しました。アイデアの検証を必要最低限のコストをかけて行うことで、マーケットインの確率が高くなります。

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Pitch Deckを作る際には、LinkedInが提供するサービスSlidedshareが参考になるかと思います。なおLinkedInはこのプレゼンテーション共有サービスをScribd(スクリブド)に売却したため、2020年9月24日からオーナーが変更となります。

SlideShareに自らのスライドをアップすることで獲れるメリットは3つ。❶80%を超えるユーザーがターゲットサーチにより検索するため潜在顧客へリーリがしやすいこと、❷詳細な分析機能が使えること、そして❸世界一のスライドシェアサービスプラットフォーム上で、世界中へアプローチができることです。

Facebook、Airbnb、Square、Buzzfeedなど、今や誰もが使うサービスへ成長した企業もSlideShareにピッチデックをアップしています。

SlideShare
Over 80% of SlideShare’s 80 million visitors come through targeted search. This can help you build your reputation with the right audience and cultivate more professional opportunities.

【Shopping Goods→Shopping Good】

現在僕が検証しているアイデアです。

一言でアイデアを説明すると、環境に配慮した消費行動へ変えるショッピングプラットフォームです。エシカルブランドを育てる、そして消費できる環境をブロックチェーン技術、ファンディング機能を使って実現します。

Draper UniversityのFUNDAMENTALS OF ENTREPRENEURSHIP PROGRAMを始まる前、以前から考えていたアイデアを授業で色々と試し、フィードバックをもらいながら進めていきました。

アイデア自体に価値は無いと思っています。アウトプット、バリデーション、MVPを繰り返し行うことで、マーケットインに近づいていきます。

アウトプットを継続して行っていることで、自分は3つほど小さな出来事が起こりました。

短期間のアウトプットから得られた3つのこと

❶サウジアラビアから仕事...!

同じチームメートのサウジアラビア人の方から、ウェブデザイン(LP)の仕事依頼が来ました。チームワークの課題があった際、率先してタスクの分担と簡単なLPなど制作していたところ、彼の本業のビジネスも手伝って欲しいと相談があり、一緒に取り組む流れとなりました。

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❷アメリカ・フロリダから突如の連絡

下手くそな英語ながらプレゼンテーションを授業で率先して行いました。そうするとその翌日、インスタグラムから急遽連絡が入り『社会課題解決ショッピングマーケットプレースが気に入った、もし助けが必要なら一緒に取り組もう』と連絡がありました。

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❸ニュージーランドからブロックチェーンのアドバイス

ブロックチェーン分野に詳しいニュージーランド人の方から、ブロックチェーン技術を使いサプライチェーンを透明化、エシカル消費を助けるサービスTrackgoodを開発した企業を紹介してもらいました。

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TrackGoodはサプライチェーンを透明化、ブランドのサステイナビリティ、エンドユーザーへ信頼の厚いエシカル情報を届けることを目指しています。全てのデータはブロックチェーンのデータベースに記録されるため、情報が改善されることはありません。

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To be continue! 続きます!

他の起業家のアイデアを聞いているだけでも、かなりの学びと刺激にになります。これからも学んだこと、失敗したことなど全て赤裸々に綴り、次の挑戦者の方へ上手くバトンを繋げれれば幸いです!

【著者プロフィール】
180株式会社(ワンエイティー)代表取締役 上仲 昌吾

Twitter @ShogoUenakaでも発信しております。

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アメリカ・カリフォルニア州・サンディエゴで4年間過ごし、あらゆる価値観に触れてきました。現在ソーシャルビジネス事業化に向け構想中です。ソーシャルグッド、サーキュラーエコノミー、ベネフィットコーポレーションを実践されている方、是非とも意見交換をさせていただければ幸いです。