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【大学費用を賄える!?】児童手当の効率的な活用方法(後編)

いつもお読みいただきありがとうございます。

前編をご覧いただいていない方は、まずは前編を見ていただければと思います。

株式投資の活用術

さて、超インフレで推移している大学の学費を用意するためには、投資が有効だと書きましたが、

・株なんか怖くてできない
・どうやるのかわからない


なんていう意見が大半だと思います。

投資をしている日本人の割合は、2020年8月の日本銀行調査統計局作成の資料によると14%であり、欧米諸国に比べると半分以下となっています。
つまり、ほとんどの人が投資をしていません。

一方、金融庁は「貯金」から「投資」へというスローガンを掲げています。
そして、国は2018年からつみたてNISAという制度を開始しました。
児童手当を投資に回す場合、つみたてNISAを使うのは非常に有用だと考えています。

・つみたてNISAのポイント

①株価上昇による運用利益が非課税(通常は約20%の税金がかかる)
②選べる投資先が金融庁のお墨付き

とくに、②が大切です。
つみたてNISAの投資先から選べば、外れがなく、プロ並みの運用実績となります。
そして、財形貯蓄のように毎月一定額を入金するだけで、株についての専門的な知識は必要ありません。

・児童手当を運用してみる

過去の実績から、米国株に投資することで、年利7%程度のリターンを得ることが可能です(メガバンクの金利は0.001%)。

もし、毎月10,937円の児童手当(2人目までの場合)を15年間運用した場合、3,467,251円となります。
また、児童手当に給付がない15~18歳の間にも、新たな入金をせず3,467,251円を運用していた場合、4,274,862円となり、現在の大学費用を賄えることが可能となります。

そして、投資をするならインデックス投資がオススメです。
インデックス投資の説明は、過去記事で行っているので、ご覧いただければと思います。

・オススメの投資先

インデックス投資を実施している投資家の多くは、以下のファンド(投資商品)に投資しています。

①楽天・全米株式インデックス・ファンド
中小を含め、アメリカの企業約3800社に分散投資するファンド

②eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
アメリカの優良企業500社に分散投資するファンド

③eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
世界50ヵ国・地域に分散投資するファンド

私は、 
①~③に全て投資しています。
いすれも信託報酬(管理・運用してもらうための経費)が低いのでオススメです。
私の毎月の投資額と投資をする理由については、以下の記事をご覧いただければと思います。

投資を開始する方法

証券口座を開設することで、投資が可能となります。
そして、口座開設と同時につみたてNISAも開設しましょう。

つみたてNISAとは、単なる箱です。
銀行預金でいうと、普通預金・当座預金・定期預金くらいの違いと思ってもらって問題ありません。

そして、証券口座は楽天証券がオススメです
私は、SBI証券と楽天証券に証券口座を持っていますが、楽天証券の方が画面が見やすく、操作がしやすいので、初心者にはわかりやすいです。

また、楽天カード(クレジット)を持っている場合、楽天カードで投資をすると、投資額に対して1%の楽天ポイントが付きます。
これだけで、メガバンクの金利0.001%を上回ります。

まとめ

今回の記事のポイントは以下のとおりです。

・子供が産まれたら給付される児童手当で将来(特に大学)の学費に備える

・子供が2人以内の場合、児童手当(0~15歳)の総給付額は210万円(月10,937円)

・つみたてNISAを活用し、児童手当を運用すると15年後に3,467,251円、18年後には4,274,862円になる場合も

・投資する証券口座は、画面が見やすい楽天証券がオススメ

もちろん、投資なので元本保証はありません。
しかし、過去200年の歴史から、手数料が低い優良ファンドに投資した場合、15年以上投資していると元本割れをしたことはありません。
その点を踏まえて、金融庁はつみたてNISAの運用期間を20年と設定したのだと私は思っています。

長期視点(15年以上)で投資をすることで、元本割れする可能性が極めて低くなるほか、むしろ大きな収益を得ることが可能です。

ぜひ、大学の費用の貯蓄手段として参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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