わたしの大学生活【2年生編】
大学生活を振り返ってみたよ、2年生編。
前回は、1年生編をお送りしました。
1年生、まだまだ高校生気分で、ただがむしゃらに、勉強とアルバイトをひたすらに頑張ってました。1度は投げ捨てそうになった「教師という夢」を守った1年生の私に、大きな拍手を送ってあげたいものです。
さて、今回は2年生編。
時は、2020年。
ついに、「あいつ」がやってきます。そうです、新型コロナウイルスです。今もなお、私たちの生活を窮屈なものにしている、あのバカヤロウな奴です。私の大学生活も、バカモノのおかげで、散々な目に遭いました。
2年生の大学生活を一言で表すと、「え?私って、ほんとに大学生?」です。
本来、「大学2年生」という時期は...
つまり、大学2年生=いっちばん楽しい時期、って印象。
しかし、新型コロナウイルスというバカモノのおかげで、思い描いていた大学生活2年目は、どこか遠くへ消えてしまい。
ということで、私の大学生活2年目は、いったいどんなものになったのか。
キラッキラの大学生ドラマ『オレンジデイズ』とのギャップを楽しみながら、ぜひ、ご覧下さい。
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01/教授の顔を大画面で見つめる日々
大学生活2年目が始まる、1週間ほど前。
2020年4月。
新型コロナウイルスがどんどん拡大していき、ついに「緊急事態宣言」が。
大パニックの大学側。一方、「え、授業は無いん?」「いつまで休みなん?」って感じで、春休みが延長されたことに喜びを感じていた大学生。その時、まだ誰も知らなかったんですよね。新型コロナウイルスっていうものが、とても危険で、厄介で、恐ろしいウイルスだってことを。
結局、私が通う大学では、「1年間オンライン授業」ってことになりまして。
そこからですよ、「私って、大学生やんな?」と思い始めたのは。
これは、2年生のころの時間割です。
朝から夕方まで、教授の顔を大画面で見つめ続ける日々。
教授たち、これまでは、黒板とレジュメを使っての授業が基本だったから、急にオンライン授業になって、混乱したんでしょう。ほとんどの教授が、90分間、顔を大画面に映し、話し続けるんです。
まさに、こんな感じ。
ほんとに申し訳ないのですが、「眠い」以外の言葉が見つからなかった。それほど、退屈で、刺激のない授業を1年間受けることに。
まぁ、キツかった。大食いチャレンジに成功した特典として、拳くらい大きなシュークリームが出てくるくらいにキツかった。
サボらず、よく耐えました。
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02/引きこもりの日々
さぁ、ここからです。
私の超インドアな性格が発動したのは。というよりも、自分がインドアであるということを、はっきりと認識したんです。
1年間オンライン授業になり、平日は朝から晩までずっとお家。週末はアルバイト。だから、1年間、家とアルバイトの行き来のみ。これはもう、ほぼ引きこもりと言っていいでしょう。
その結果、2つの変化が起こったわけです。
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① 趣味が増えた
この引きこもり生活の中で、たくさんの趣味ができ、のめり込むように。
私の趣味は、山登りでもなければカフェ巡りでもなく、「家にいながらできる何か」。そう気づいたとき、とてもしっくりきました。
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② 友達が消えた
大学でできた友達と1年間、ほとんど会わず。それからずっと、会っていません。授業でも、プライベートでも。
つまり、大学でできた友達は「一緒に授業を受けるための友達」でしかなかったんでしょう。LINEでは、「また遊ぼうね」「また会おうね」って言い合いますが、これは単なる社交辞令のようなもので。
悲しくもなんともありません。いやいや、負け惜しみじゃないですよ。
一緒に居て、心から楽しいと思えない関係は、無理に保つ必要はないと気がついたんです。今もずっと仲良くしている2人の友人(高校からの友人と、小学校からの幼馴染)を、これからも大切にし続ければいい話です。
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03/空っぽな自分と向き合う日々
1年間、「お家時間:アルバイト=7:3」という生活をしていたので、自分と向き合う時間も増えたわけで。
そこで、色んな不安が押し寄せてきまして。
それからというもの、2つの行動を取ることに。
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① 資格勉強を始める
パソコンと漢字の勉強は、「学んで損はないだろう」と言う気持ちで始めました。
パソコンの勉強は、やればやるだけ、作業効率が上がるので、やってて楽しかったんです。しかし、漢字の勉強は途中で挫折。なんと言うか、淡々と覚えて書いて読んでの繰り返しで、楽しさを感じられず。
一方、世界遺産検定は、「珍しい資格持ってたら、面白いんじゃないか?」という気持ちで始めまして。世界遺産の勉強は、世界中を旅行している気分になり、とってもワクワクしながら、楽しく勉強しました。
ここで、気がついたんです。私は、継続するために、必要な条件は「楽しさ」であると。
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② 新しいアルバイトを始める
大学1年生のときは、無○良品でアルバイトをしていました。いわゆる、接客業。
大好きな場所で働けるのは、すごく楽しかったし、なにより、やりがいがありました。店内を綺麗に整えたり、お客様への丁寧な説明を心がけたり。とにかく、一生懸命に。
ですが、私の夢は「教師」になること。
接客業もいいですが、教育系のアルバイトをしてみたいと思うように。大学2年生の夏休み、ありとあらゆる教育系のアルバイトを探していたところ、とっても魅力的な場所を発見。
面接を受けた時点で、「あ、ここがいい」としっくりきました。実際に働いてみても、「これは、天職ですか?」と思うほど、大好きで、大切な場所です。子どもたちが可愛いんです(あ、たまにムカつくことを言われますが、それも愛嬌ってことで、全然許せます)。それから今まで、約2年半、働いています。
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さて、あっという間に(おっと失礼、2500字...)2年生編が終わってしまいました。
コロナ禍で、色々制約があった1年でしたが、自分と向き合う時間をたっぷり取れたのは、すごく良かったと思います。
アクティブな人にとっては、コロナ禍の自宅待機がたまらなく苦痛なものだったと思います。私は、超インドアな性格なので、「このまま、一生お家で過ごせるかも...」と思ったほど、平気でしたが。
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では、これにて終了。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
次はいよいよ、3年生編。3年生は、ほぼ「不登校」の時期。ほんとに、どうなることかと思いましたが。詳しくは、次のnoteで。
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