わたしの大学生活【1年生編】
01/はじめに
「教師になりたい」という気持ちひとつで大学に飛び込み、教員免許を取得するために、勉強しまくった4年間。
「大学生活は人生の夏休み」と言われることが多いですが、私の大学生活は「勉強が9割」って言葉がよく似合う。気がつけば、常に、勉強とお友達でした。
とは言いつつ、勉強以外にも色々と。新しい趣味ができたり、アルバイトで汗を流したり、今後の人生について真剣に考えたり。
来月、大学を卒業し、もうすぐ社会に出ていくというこの今、大学生活を振り返ることで、今後の糧にできるのではないかと。そして、これから大学生活を送る方にとっても、ほんの少しだけ参考になるのではないかと。
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02/1年間の出来事
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【3〜4月:モチベ皆無】
第一志望の大学、まさかの「不合格」。
滑り止めの大学に通うことになり、大学生活のモチベーションの「モ」の字もないほどの落ち込みっぷり。
「教師になりたい」という気持ちをパンパンにして、受験勉強に励んでいたのに、受験に落ちた途端、「もういい。教師はやめる」と言うまでに(反抗期の娘すぎる)。
とは言いつつ、「教員免許取得希望者説明会」にはちゃっかり参加。
この言葉を聞いた瞬間、「絶対に免許貰ってやる」というやる気スイッチがONに。
この厳しい言葉が、モチベ皆無の私を奮い立たせてくれました。
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【4〜7月:洋画にどハマり】
洋画にハマったきっかけは、「通学時間が、片道2時間15分もかかる」ということでしょう。
滑り止めの大学だったので、通学時間のことなんて、全く考えていなかったんです(現在高校生の皆さん、通学時間も含めて、大学を選んだ方がいいですよ...)。
そのため、「片道2時間15分「往復4時間半」かけて、大学に通っていました。
つまり、「通学時間が長い=映画見放題」(いやいや、ポジティブすぎる)!
ということで、毎日1本、映画を見てました。
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【4〜12月:大学生ってこんなに忙しいの?】
「大学生活は人生の夏休み」なんて嘘じゃねえか。
そんな気持ちを抱えながら過ごした1年。しかし、そう思うのも、無理はありません。
当時の1週間のスケジュールは、こちら。
平日は授業、週末はアルバイト。毎週毎週、その繰り返し。
初めてのアルバイトで、契約時に「土日どっちも入れます!ニコッ」なんて言っちゃったもんだから、勝手に休みを入れたらいけないと思ってたんです(我ながら、真面目ちゃん過ぎて心配)。
つまり、自ら「忙しい生活」を作り上げていたんです。この頃は、まだ頭がカッチカチでした。今となっては、初々しくて可愛らしいものですが。
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【1月:貯金40万円】
こうして、授業とアルバイトの繰り返しの生活を送っていたことで、遊びにも出かけないし、物欲も湧かないし。
お金を使うタイミングは、通学定期代と、コンタクト代、美容院代のみ。
その結果、毎月4万円が貯金に回り、1年生の春休みまでに、「40万円」も溜まりました。
「自分で頑張って稼いだお金なんだし、好き勝手に使ってやろうじゃないか!キランッ」ということで、短期間で大金を使いました(かなり危なっかしい)。
貯金の使い道は、こちら。
長期間使えるものや、思い出に使いました。我ながら、賢い使い方をしたと思ってます。
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【1月:書くことへの目覚め】
私は、大学1年生の「ある時」まで、国語が大っ嫌いでした。本を読むのも嫌い、文章を書くのも嫌い。
でも、今では、年に35冊もの本を読むし、noteでもこうして書いているし。つまり、今の私は、読むことも書くことも大好きです。
そのきっかけは、おそらく「レポートで満点を取った」ということだと思います。
その授業は、「経済を“社会学的”な視点で捉える」というもので、1年生から4年生まで、沢山の人が受けていました。
その中で「満点」を取ったのは、4人。そのうち、1年生は私だけ。
ブラボォ!!!!!!!!!!
なんという快挙でしょう。
確かに、めちゃくちゃ勉強して、すっごく時間をかけてレポートを書いたんです。
だからこそ、あまりにも嬉しくて、はじめて、自分へのご褒美なんて買って帰りましたからね(ハーゲンダッツ5個も)。
それから、書くことに対して、自信を持つようになりました。そして、「今なら、本も読めるんじゃない?ニヤッ」という気持ちになったんです。
これは、めちゃくちゃに褒めてくれた教授、友人、家族のおかげです。控えめに言っても、これは「人生が変わった」きっかけです。
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03/おわりに
1年生。
受験に失敗し、第一志望の大学ではなかったけれど、その悔しさが「よし、頑張ってやるぞ」という活力になってくれました。
だから、人一倍の努力と時間が必要な「教職の道」を進むことを決意し、がむしゃらに頑張ることができたんだと思います。
よく頑張ったな、1年生の私。
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