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腸(肚)力を鍛える!

①食事について

私はお酒を止めて2年半、以前も何度か書いたけど…満腹感で眠くなり、空腹で目が覚める日々。

内臓が調子良く、ちゃんと機能しているのだと想います。

肝臓に負担がないから、寝起きの背中も軽いし!

そして昨年から数回、ヴィーガン食のお店で食べる機会がありました。

セミナーでコラボさせていただく講師であり、私の空手や武術の先生・岡部武央さんは、ガチのヴィーガン。

一緒に食事してお話ししたいので、ヴィーガンレストランに行くようになったのがきっかけです。

もともと私は良く噛んで食べてるけど、ヴィーガン食は実に食べ応えあって腹持ちが良いのですね!

多分、調理で使う油も良いからかな…もたれないし。

不思議なのは、満腹なのに眠気が起きないこと。

食後の眠気は、消化にエネルギーを使うから、カラダが省エネモードになってるわけですが…

食後に眠気が起きないということは、消化に使うエネルギーが少ないといえます。

カラダが軽いし、調子も良くて…大好きになりました!

昔はヴィーガン食って禁欲的で、節制のイメージというか、勝手にそう想っていたのです(精進料理とか苦手だし…)

完全な先入観でしたね。

今は食事としてちゃんと味を楽しめて、カラダに良く、コスパも良いヴィーガン食のご飯屋さん多く出来ていて…

これまで新宿や代々木で食べてたけど…
恵比寿駅近くのKOSO CAFEは、美味しくて雰囲気良くて…とても気に入りました!

恵比寿駅西口から徒歩3分です

昔のヴィーガンの人達は、環境意識高い系のちょっと攻撃的な印象だったけど…

今は肩のチカラが抜けた、食文化の一つとして愛好者達が存在してる感じ。

完全なヴィーガンにはなれないけど、選択肢としてアリだし…内臓をリセットするのに良いと想います。

昔のヴィーガンに攻撃的な印象を抱いたのは…

実は欠乏感があるのに、無理に抑えていたストレスをぶつけられたからでしょうね。

カラダに良くても、ココロに良くなければ、食事を楽しめないし…

単なる燃料補給でなく…生きた素材のエネルギーをいただくのだし、楽しく食べるのが1番!

スウィーツも完全なヴィーガン

お酒を飲まなくなって、食に目覚め…遂にヴィーガンの扉を開けてしまいました!

②運動について

私は先ほどの岡部さんに、和唐琉空手を学んでいます。

またヨガや武術的な身体操作の稽古も受けています。

岡部さんは武術雑誌「月刊秘伝」でたびたび特集され、NHKの「明鏡止水」でも紹介される気鋭の武術家さん。

毎年様々な武術の皆さんとの、交流演武会を主催されるなど…ともすれば対立しがちな他流同士で、交流の場を作っている方です。

それは彼自身が学びの伝承・系譜をしっかり明かしていることで、信頼を勝ち取っているからでしょう。

古武術という武術は存在しないのに、古武術を名乗る方々の中には、学びの系譜を明かさない人達もいます。

例え人間関係に問題があろうと…「古え」からの文化を指導するのなら、伝承してきた先人達に感謝するべきでは?と想うんですよね。

ざっくり古武術を名乗る指導者って、トレーナーさんとかに多いけど(私の直接の知人は師匠を明かしています)。

武術に愛着や尊敬もないから、出来ちゃうのかな?
身体操作だけを、情報として欲しいんでしょうか?

さて…私が岡部さんに学ぶのは、全て共通した肚の使い方(と下半身の張り)に魅力を感じたから。

正拳突き一つとっても、「沖縄腰」以上に…その腰の起動部が肚にあるから、めちゃくちゃカラダに効くのです。

以前、岡部さんの太極拳を学んだことがあるのですが…

普段以上に良く眠れるし…
ヨガの後も同じで、肚がよく動いて心地良い疲労感があるからでしょう。

単なる運動でなく、深部からの体内循環を促進するから…だと想います。

太極拳やヨガする人で、もし睡眠障害の人がいたなら?
やり方が間違えているとしか言えませんね。

先日はナイファンチを、12年振りにやりました!

昔、全くわからなかったナイファンチの動きの窮屈さ…

その意味がようやくわかり始めて、充実の稽古をさせていただいております。

ナイファンチと交差法の稽古

前日に武術の身体操法を稽古しましたが、一人推手など…

動いているのは腕と手だけど
動かしているのは完全に肚!

ダンスでも、まずは動かす部分・動かさない部分を使い分けたり繋いだり…

そして練度が上がると、動かされる様に動く…という意味段階に至ります。

ステップでいえば…
足でステップして覚える段階から、足が結果的に出る状態…に至るわけです。

手足で手足を動かさず
腕脚で腕脚を動かさず

肚腰が手足・腕脚を動かす
肚腰から手足・腕脚が出る

そんな風に変化するのです。

武術も全く同じだと想いますが…ダンスはわかりやすく「伝わる表現」なのに対して、武術は相手に「悟られない表現」。

超コンパクトな中に、深い動きや運動エネルギーが起きているということなのです。

正に陰陽の関係!
私が武術を学ぶのは、ダンスに活かすことにも繋がるから。

一人推手なども腕による陰陽☯️


③意識について

昔、読んだ名著に「ハラをなくした日本人」と言う本があります。

「ゆる体操」などで有名な、高岡英夫さんの名著ですね。

高岡英夫さんの名著です

この本は、日本人にとっての「肚」の意味をよく考えさせてくれた名著。

肚が決まる
肚を括るなど 

日本人の精神の核にあるのも肚(ハラ)ですね。

コロナ禍で情報に振り回されたこの数年。

マスク警察もいたり…コロナ以上に「他人の目」という、もう一つのストレスも如実でしたよね?

当時の私達はアタマでっかちというか、肚が空虚だったのかもしれません。

想えば私が肝臓を壊し始めた前兆は2020年…
その頃からカラダに違和感があったのです。

コロナがじわじわ始まり、ダンスの仕事がいくつも飛んでしまい、精神的な不安定から飲酒量が増えたから。

2021年に肝硬変のステージ3が発覚。
断酒して食事を改善し、数ヶ月で完治してからは…精神的にも劇変しました。

何せモチベーションが上がり、自分を磨き鍛えたい欲が高まったので…

様々な自主トレ(リハビリ)で、肝硬変以前のコンディションに戻し…

更にはより健康・強靭なカラダをつくって、今に至ります。

その間でダンスという文化への関わり方も、変えていきたい!と強く想いました。

コロナ当時、TVやインターネットではロックダウンしたイタリアで…

ベランダ越しに歌い、励まし合う人の姿が頻繁に映し出されていましたよね?

歌うことで鼓舞し合い、励まし合う人達がいるのに…

日本ではエンタメやアートは「不要不急」扱い。

イギリスなどでは、仕事が無いアーティストに最速で経済的支援がされたのに…

要はアートが日本では、生活とかけ離れたものなのだ…と痛感したのです。

ダンスなど所詮は「お稽古事」文化。

人口減少で、これから潰れるスクールが続出するだろうし…

では本当に不必要なのか?
いや、そうではない!
そう決意して、自分に何が出来るのかを考えた時…

「踊る阿呆に見る阿呆!同じ阿呆なら、踊らにゃそんそん!」

がアタマに浮かびました。
🔽🔽🔽

日本人は元来祭り好きです。

「不要不急」という呪いを解くには…踊りという文化は、観る以上に踊る方が楽しい!という人を増やすこと。

それは習い事やお稽古事など、正解を求める型文化でなく…もっと足が地についたものであるべき!

と「肚」が決まったのです。

実は2020〜2021年に4回ほど、「踊ったことのない人の為のダンスレッスン!」というコンセプトで、型の踊りではないダンスワークショップを行いましたが…

ダンスに縁が無いけれど…
実は踊ってみたかったシャイな人達が、楽しそうに踊るのを見て「いける!」と確信。

そんな時に肝硬変になってしまい…😢
完治してからの仕切り直し。

自分の肚(精神含む)を磨くべく、空手を学び直し始めたり…新しい場にどんどん飛び込み始めました。

私は直感的に惹かれたなら、未知の場に飛び込むのを躊躇しません。

8年前から何度か参加したバイタルダンス(心理学系フリーダンス)は、舞台芸術のダンスやフィットネスなどと場違うダンスの「在り方」の場。

バイタルダンス(正式にはバイタルディベロップメント)創始者・パトリシアさんはポルトガル系イギリス人。とても仲良くなりました!

プロダンサーでなく「人」として混じり踊ることは…踊りの原点を想い出す、良い経験になりましたね。

昨年からご縁あって参加した、ダンス系瞑想のワークショップも良い体験でした。

踊りとしては物足りないけど…それを求める人がたくさんいるのを知ったから。

習い事から始めていない自由さから、プロとしての技術を修得し、振付というルールの中で自由に表現してきた私。

そんな私だからこそ出来る、人を解放するダンスの場創りがある!と「肚」を決めました。

数年前から仲良くさせていただいている、リアル超能力者の清田益章くん(スプーン曲げや念写などで有名)

彼は現在、祈りと踊りを融合した「おのり」という活動をしていて

偶然という必然か…
昨年彼から声を掛けてもらい、そういうダンスの場創りをしよう!と話し合ってきました。

彼との新しい動きも始まります!

エスパー清田くん
代官山でのLIVEでした

コロナ禍は私にとって、自分を変える…というか、本来の自分に成る変革の時だったのですね!

〈総論〉
肚が決まれば何でも出来る!


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