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愛するって何だろう。

今回のBGMはぜひこれで↓


もう、表紙イラストが全部物語っているような気はしている。
男って、基本的ににぶいらしいですね。
女が何を考えているのか、わからない。まあ、これが口癖で。
「わからない」という割に、「わかる」努力しないくせに、よく言うよねって、夫婦間では思うのよ。

うちの夫はとりわけ、鈍い。
何なら、「奥さんなんて誰でも良かった」というのが本音だろうが、一応、気を使ってそうは言わないのだろうな、ということも、わかっている。
私自身、夫など誰でも良かった、と思っているし、お互い様なのもわかっている。
今は、それなりに情が沸いているし、他に相手も居ないので、まあ夫婦をちゃんとやる努力をしているが、
夫から言われる言葉がいちいち、引っかかるし、私をしっかりと傷つけている。

夫「絶対誰にも言わないでほしいんだけど……」
→なんで、誰かに言うこと前提なんだよ。
夫「本当に仕事が大変で、忙しいんだよ」
→大変で忙しくない仕事があるなら見つけて来いよ。
夫「これ買ったら、またお金が……、あれやったら、またお金が……」
→金の亡者か。
夫「ごめん。今日疲れてるから(夜のこと)無理」
→君が疲れてない日が無いんだが。

しかも、このSNSをストーカー並みに覗いていて、私が小説や、他の話題について書いた時は、大して反応しないくせに、自分(夫)について書かれていると、しつこいくらいに聞いてくる。
そして、否定しては、理詰めてくる。
なので、一度私は「私がどう感じ、どう思ったのか、それを無かったことにしないでくれ」と、話した。
まあ、今はもう忘れているんだろうけど。
けっこう、何度か真面目な話を重ねていても、実際に自分が困った状態にならないと、こちらの真剣味は伝わっていない。

今回、処方薬が切れたことで、起こった状態を見て、初めて私の障害や、持っているものを一緒に考えるようになったくらいだから、まあ、特別鈍いか、私に興味がないか。どちらかだろう。
ま、手短に言って、要するに愛されてないんじゃない?
って、ことなんでしょうな。

くるくる今日も歩きながら、そんな簡単な事実に1年もかからないとわからないって、私も大概、鈍いんですよね(笑)
そうなってくると、話は変わってきて。
「え、どうする?別れたほうがいいのか?」と、疑問を持ちながら、「いや、別に愛は無くても情はあるし、別れなくてもいいのか?」と、相手が居ないと、こう話は同じところをぐるぐるし、出口がない。
結局は、自分が相手を愛しているかどうか、という話なんですよね。

私は、普通に愛してると思ってますが、じゃあ、金銭的に向こうより上だったら?別れて他の男探すのかな?
って、月30万円所得で考えてみた。(お金持ち!)
するとね、「そしたら、家賃は私が出して―、あ、車買えるじゃん。一か月に一回は旅行に連れて行けるし。何なら、転職の手伝いできるかも」
って、結局、夫を助ける方を選択した自分がいて、まあ、たぶん、だから私には愛があるなって、自信を持って言える(笑)

ある日、ソーシャルワーカーは私のそういう話を聞きながら、「うん。それは障害がどうこうというより、相手の思いやりの問題で、ちょっと度を越えて共感能力に乏しいけど、その人本当に結婚して、大丈夫な人?」
と、心配されたほどだ(笑)
ソーシャルワーカーに大丈夫そ?と聞かれてしまうほどて。もはや、笑うしかないのですがね。

父と離婚した母は、いつも「田舎の長男は無条件に親から愛されているから、どうあがいても、嫁はいじめられる」と、言っていた。
別に夫の家族から特別いじめを受けている訳ではないが、特別歓迎されているとも思っていない。
そもそも、実の親子関係も元々良かった訳では無いので、夫の家族は平凡で、平和だなあ、と思うくらい(笑)
そういう人たちに良くしてもらえるのは、ありがたいんだけど、少し居心地は悪い。義母から、嫁として何か期待されても困るんだよなって言うのも、実は本音で。
それは、正直、夫に対しても思っていることだったりするんだよね。

私は結局、どこかで他人と一線を引いて生きてゆくことが普通だと思っているので、(見せ方はそう見えないようにしてますがね)
夫と違ってスーパードライに物事を見つめてしまうのも、障害の特性っちゃ特性なのかもしれないし、元々の性格かもしれないし、知りませんが。
相手が気持ちよくなれば、必要なら嘘もつくし、それが普通だと思うのですよ。
与える精神は見返りを求めてはいけません(笑)

最近の夫は、隠しもせずに、私に興味ありません、という態度を取っているので、なんだかなあ、な日々ではあります。
うん?しかし、もしかしたら隠れうつ病なのかななあ、と心配にもなってきて。
早くそんなやばい会社辞めれば良いのにね。
社畜ドンマイ!(ひどいな)

私はもちろん、今の夫に満足していますし、水面下でお互いに多少の不満があっても、食って寝て「ま、いっか」で済む程度のものしか抱えていないとも、思っているのですが。
最近の夫の言動を見ていて思うのは、「一体、この人、私をどういう生き物だと、理解しているのかなあ」という疑問ばかりでして。
私のことを私から聞かずに、なぜ理解したつもりになっているのかが、正直一番よくわからない。ってはなしで。
だから、話し合うんだよね?って聞きたい。

まあ、そこはね、私も彼に対して反省してゆく面ではあるんだけど。
彼の性格を考慮して、言葉を選ばなきゃいけないんだなあ、と今回は考えさせられたかな。
そうなのよ。一から十まで説明しないとわからない人なんだった!ってね。

何が一番悲しいかって。
夫が私をまっすぐ見つめてくるのはセックスの時だけで。
だから、セックスを求めてしまうんであって。
普段から、ちゃんと接していてくれたら、セックスなんか、私だって求めないよって、言いたいんだけど、そういう絶妙なことが、夫には伝わらないんだよなあ、と思い、ポチポチとパソコンを打っている。
だけど、これを書いている今の私は、非常に冷静だし、泣いてもいないのよね。

そこから思うに、この一年を迎える前に、たぶんどこかのタイミングで「あ、夫に期待するのやめよ」って、決めた瞬間があったんだろうな、と思った。
育ってきた環境が良かったのか、私は現実に対して非常にシビアで、相手に期待するということをしない。
これは、美徳なのかね。馬鹿にしている訳ではなくて、本当に期待してないだけなんだよね。

で、私の幼少期のことって、ソーシャルワーカーとか、心理士とか、そういう人達は知っているけど、夫は知らないし、知ろうとはしない。
盛っている訳では無く、うちは結構な訳あり家族と言うか、簡単に言えば機能不全家族だったので、まあ、子供がどうなるかなんて、大体想像つくよねってことで、ここでも書かないし、書く気はない。

正直言うと、障がい者支援の「自己理解」の授業とか、一番嫌いだったね。
馬鹿じゃねえの。って、本気で思っている。
好きな奴は一生やってりゃいいけど、私はカウンセリング大嫌い(笑)
しかし、最近、それを精神科にすすめられ、すっごく不機嫌。
そう、このページはある意味、そういう八つ当たり記事のような気がしている。

そういえば、一回、市役所の保健師に過去について無遠慮に触れられ、本気で切れて、理詰めで攻め抜いたのを思い出したわ。
謝罪のTEL来ても着信拒否。
障がい者で、IQ低いから何にも言えないと思ってなめてんだろうな、と思って、ガチで戦ってしまったことがあった。
それを知っていたソーシャルワーカーは大笑いしていたが(笑)
いや、笑うんじゃねえよ。(笑)
いまは、深く深く、海よりも深く反省しています。土下座。

つまり、まあ、普段つけてる仮面がね。
過去にのぼると取れて、相手を傷つけるのわかっているから、いやなんだよね。真面目にめんどいから。


こういうところが駄目なのよねー。
だって、カウンセリングしたって治らないくせに、なんでこいつら金取るの?過去に戻って助けてくれんの?馬鹿なの?とか、本気で思ってしまう思春期の私がたまに顔を見せてしまうんですよ。

反対に言うと、カウンセリングの有名な方とかに、本気で治してもらいたいとは、思うことはあるよ。
わたしを止めてくれよ、誰かって。
たぶん、怒ってる時って、心臓から血を流しながら、泣き叫んでんだよね。

今回は、この記事を夫が読もうが、読まなかろうが、書こうと、しばらく熟考していたものだ。
別にこれで相手と別れたいとか、そういうのは無いので。
こういうものを文字化して、「ああ、私ってめんどいなあ。こう考えてるんだなあ」って、自分で知りたいっていうか、そういうのもあったような。
たぶん、脳内と感情整理かな。

結局、何が言いたかったのかって話ですが。
夫に、幼少期のことを知られて、それで少しは同情を買いたいのかもしれない自分に出くわし、ダセえなって思ったりもした。(笑)

まあ、愛されてないんだなって、思うと、なんか惨めで、無様でさすがに泣けてくるんだけどさ。
一番、そこで悲しいのは、ずっと嘘をつかれていたんだなってことだった。
「好きですよ」とか、「愛してるよ」とか、人間の一番大切な感情を、そんな簡単に踏みにじれるんだ、打算で。
って、そう思うと、もう。ね。
少しは離婚に向けて、前向きに考えたほうが、お互いのためなんだろうか、と訳がわからなくなる。
夫婦って、何なんだろうな。それでも、努力してくもんなのかね。

きっと、私の所得が30万以上だったら、夫が次は別れたくないって言いだすんだろうな(笑)
人間の価値って、何で決まるんでしょうね。
少なくとも、今のわたしは惜しまれる存在ではないんだなって、そこで今回は落としておきましょう。

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