ミュージカル『ミス・サイゴン』で爆音・銃声がするシーン
大きい音が苦手で、ミス・サイゴンで身構えてしまうシーンをまとめます。
↓レミゼで耳栓を使った話はこちら
*下記、ストーリーや演出のネタバレがあるので、未見の方はご注意ください。
銃声は2回
サイゴンでは一幕と二幕でそれぞれ1回ずつ、計2回銃声がするシーンがあります。
一幕では、キムが息子・タムにナイフを向けるトゥイ目掛けて発砲します。
(「♪トゥイの死」というナンバー)
音楽がかなり緊迫感を醸し出し、キムが「殺す」と歌った後に発砲するので、タイミングは掴みやすく、心の準備がしやすいと思います。
二幕では、ラストシーンでキムが銃で自殺をするシーンで銃声がします。
(こちらは、「♪私の小さな神」というナンバー)
キムがエンジニアにタムを渡して、部屋に一人になった後、薄いカーテン?の奥で観客に背中を向けた状態で自殺します。
こちらのタイミングもかなり掴みやすいと思います。
ちなみにこの場面の前は、「♪アメリカンドリーム」という劇中で最もショーアップされたエンジニアのナンバーなのですが、私は銃声が本当に苦手なので、この時から「この後の銃声嫌だなぁ」という気持ちになってしまいます。
この銃声はCDにも収録されているので、事前に心の準備をしておきたい方は、聴いておくのもいいと思います。
レミゼとサイゴンは割と地域の図書館にCDが置いていることもあります。
ロンドンの25周年記念公演のDVDは、日本公演とほぼ同じ演出なので、こちらを予習するのもいいかもしれません。
ヘリコプターの音も二箇所
一幕の始まりと、二幕の回想シーン(「♪キムの悪夢」)でヘリコプターが近くを通っているようなSEが流れます。
(帝劇では本物のヘリコプターが使われています)
個人的には、この音は平気ですが、それなりの音量なので、苦手な人もいるかもしれません。
こちらも、CDに収録されているので、そちらで予習することができます。
爆竹のシーン
爆竹が派手に使われるシーンも一箇所あります。
一幕の「♪世界が終わる夜のように」の最後にキムとクリスが舞台奥にハケた直後、「♪モーニング・オブ・ザ・ドラゴン」の冒頭で舞台上部で爆竹が鳴り響きます。
「♪世界が終わる夜のように」終わりに観客が拍手している最中に、いきなり爆竹がなるイメージです。
そのため、初めてだと結構びっくりするかもしれません。
レミゼよりはタイミングが掴みやすい気がする
レミゼでは銃声が続く二幕では、耳栓をして観ることもありますが、個人的にはサイゴンは耳栓なしでも平気で観劇できます。
違いを考えてみたところ、そもそも銃声のシーンが少ないことと、銃声のタイミングが掴みやすいからかなと思いました。
私のように舞台は好きでも、大きい音が苦手な人の参考になれば幸いです。
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