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隣のパクチーは青く見える

負けず嫌い、と
好き嫌いは
似ている?


今年の春から育てているパクチー。
皆さんは食べる派?よける派?
あの独特な香りにくんくん鼻を鳴らす方はどれくらいでしょう。

パクチー。
私はつい数年前まで箸先でよけるか、
お店の人にトッピングを断るかしていました。
匂いに敏感なので、ちょっとでも移り香がするとアウト!
なのでした。

それがまぁ、人間ていうのは不思議なもので、
ここ2、3年ですっかり虜!


畑には、自分で取り寄せたオーガニックの種を蒔き、
その育ちをへばりつくように眺めては
美味しそうな新芽をペリッとつまみ食い。

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あ、
やっぱパクチー美味しい〜〜🥰

この強烈な香り、
他のものと一緒に食べても
全てパクチー色に染め上げてしまう個性。

加えて何が良いって、バッタたちも、
その他、害虫とされる虫たちも来ない。

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ちなみに意外な事実なのですが、

パクチーが日本に伝来したのっていつだと思います?
わたしはてっきり昭和の最後か平成時代だと思っていたのですが、
なんのなんの、

SINCE  平安時代!


時を超えすぎてビビります。

「倭名類聚抄」ワミョウルイジュショウ
という読んだこともない(のにパッと予測で出た!)平安時代の辞書には
朝廷料理で生魚を食するときの
薬味として使われた
とあります。

パクチーはタイ語
中国語でシャンツァイ(香菜)
英語でコリアンダー

そうなんだ、知らなかったことばかり!!

朝廷すごーい、
グルメーーー!!


そんなことを知れば知るほど
あんなに嫌っていた過去は偽物だったのか、
すっかり細胞は変わってしまったのか、
(人の細胞は3ヶ月で生まれ変わるそうですね)

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このじゃんじゃん伸びる
たくましいパクチー(6月ごろのゆうのうえん)が、
大好きになりました。



ところで冒頭に書いた通り、
私は
好き嫌いと
負けず嫌いが似ているように感じています。

これは私の性格上の話です。

嫌い、と感じるもの、を
もっと知りたくなる。

もっと言うと、
好きになりたい。

みたいな気持ちがあるんです。

なぜだかわかりませんが。


「嫌い」と「苦手」は違うんですよね。


嫌い、っていう感情とか感覚は
どこかがカワイイ

なに?そんなに嫌っちゃって。
なんか、
いじくったら案外いけるんじゃないの?


と、そこに出ているヒントとか、毒味しても死なない程度のお試しが
ある気がします。
見通しが明るい感じ。


あ、パクチーの話が飛んでしまった。


わたしのnoteのお友達で、
多分、わたしのお友達は皆さんのお友達でもあると思いますが💕
Soundsurfer のサウちゃまという方がいます。


先週のこと。
サウちゃまのnoteをサーフィンしていると
愛するパクチーの話題を発見!

これはまだ出会う前の記事だったので、興味津々で中を覗きますと・・・

サウちゃまのパクチー、
エッらいうまそうなのです。

そして、
もさぁっとフォーの仕上げに盛っているのですが・・・
これがすっごーーーく映え!

この記事を発見してから、
サウちゃまとのトークはしばらくは記事の内容に関係なく(失礼なやつ)
パクチーのことばかりになってしまいました。
サウちゃまごめんなさい。パクチーパクチー・・・って。



そこからまた悶々研究期がスタート。

なんでパクチーの育ちに差があるんだ?


手持ちの↑本で調べた結果、
どうやら
水と肥料が足りないらしい。

そういえば、
ここ湘南は、夏から秋にかけて雨が少なく、乾燥していました。
保湿性に優れた畑であっても、
やはりあの酷暑は堪えていたということです。

もっと水と
肥料をあげれば良かった・・・

それから、

たまたま植えた場所の脇に、
こぼれ種で栄えた立派な青じそが茂っていたのですが、

シソが発生する“アレロパシー“という他の作物の生長を抑制するフェロモンが

パクチーたちにも作用していたのではないかと思われます。


パクチー、
匂いのわりに
か弱い存在なのです。


か、かわいい。。



今更遅いかもしれませんが、

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牛糞堆肥を追肥してみました。


もしかしたら、やる気出してくれるかも?


淡くもない期待を堆肥に詰め込み、
株間を埋めます。
わたしはnoteという堆肥で頭と心を埋めていく。
パクチーに似て、
水と堆肥が必要です。

読んだり書いたりしながら、
葉っぱを繁らせていけたらいいな。

皆さま、いつもありがとうございます☺️🍀











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