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No more 接待

なんて、

接待されたことなんてないのですが。

というわけで接待された経験のある皆様、

牛肉って出てきます?

焼肉とか、しゃぶしゃぶとか、肉の美味しいお料理は
想像するだけでよだれがたらたらたらと・・・。


出なく

なって

しまいました。。


わたくしゆうのうえん、

別段ベジタリアンになりたかったわけではないし、

去年なんて

焼肉の友シリーズの投稿を連続してたくらい

「大切な日には焼肉‼️」な頭でした。


大切な方と共にするお食事は、

吟味した美味しいものを食べていただきたい。


接待するなら、

メインには豪華な牛さんが鎮座するメニューを選びたい。


ところがもう、

私の胃は牛さんの脂を分解できなくなってしまったのです。


思い返すと

最近そうなったというより、

自立してすぐの頃には

すでに

脂ギッシュなお料理に対する抵抗は感じていました。


一方で

家庭をもち

子が生まれてからというもの

夕食には必ず

ミート (時々 フィッシュ)。


手に取る料理本にも、もれなく溢れるタンパク源。


しかし、


やっぱり薄々でも気づいてしまったことには

もう

見て見ぬふりはできないんですよね。


あんまり体に合わないというのはむしろもうラッキーとしか

思えません。

やばいんですもの、

私たちが食するお肉さんたち、つまり

牛、豚、鶏

つくられ方。


牛でいえば、

1棟あたり

あの大きな巨体が

立って座って尻尾を触れるほどの狭いゲージを並べた

外も見えない工場みたいな牛舎で

この暑さ、寒さ、という気候だけでなく

変則的に発生するウイルスに耐えうる

抗生物質バリバリ投与

または

抗生物質バリバリ投与の牧草を食べて

さらに脂肪をつけるためにはどんな方法をとってるんだろう。

そんな彼らの肉

100g

をいただくために使われる水の量はなんと

2060リットル。・・・環境省「仮想水計算機」より
(一般的な浴槽200リットルと比べると・・・)


これでもか!っていう

つくり方ですよね。

これは育て方ではない。

家畜にも感情があるとか、

家畜の福祉とか、そういう話はまた別の方にお願いするとして

とにかく

自然に逆らった作り方に知らんぷりするのが

至極当たり前の世の中になっているんですよね。

工場みたいな生産が可能になったからこそ

豊かな食が得られるんだ、と。

そして、

そういうやり方を結局のところ支持してしまっているのは

自分なんです。


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いつもしっかり料理を作って、

メインには必ずミート、な我が家で

初めて

夕食にミートなしを実行することができました。



夫が賛成してくれたんです。


毎日肉なしは辛いけど、週1ならいいよ、と。



自分一人だったら思うままに食事も変えられるけれど


うちは3世代。


料理好きな戦前生まれの義母、

私たち夫婦、

小学校でたっぷり給食由来の食育を受けている子が一人。


食事によって伝えられることの背景には

その世の事情があるけれど

その事情をちゃんと知っているか。

この食材がどうやって我が家までやってきてるのか

ちゃんと分かった上で食べさせているか。

そして

ちゃんと未来に負債がないように毎日を生きているか。


子どもたちの未来を考えることって

自分たちの生き方を変えるチャンスです。

ていうか

この気候危機の中、変えないと自分たちの代すら明日はない。


No more 接待の肉。

大袈裟ではありません。


ちょっとだけ食べる肉を減らすことも

いますぐできる気候危機対策の一つです。

トップ画の牛舎は
数年前に鹿児島に帰省したときの
散歩の一枚です🚶‍♂️








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