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私から生まれしもの
※ トップ画像はAIの「お絵描きばりぐっとくん」に、「2022年の日本」のキーワードで自動で描かれた画像です。不思議な光景で、若い人?が誰もいない街の道路の真ん中で座り込んでいます。この描かれた絵が、AIにとって、2022年の日本の一部だと認識しているとすると、印象的に思います。
音楽も小説もAIがつくれるようになり、ファミレスの配膳も猫ちゃんAIロボットがする今の時代。絵まで描いてしまう。私自身はAIと人の知恵と感性が共存できる社会が理想です。
創作している人たちにとって、新しい作品を生み出すのも大切ですが、すでに生まれた作品もまた大事な子供ようなものだと私は思います。
私から生まれてくれた物語や音楽や詩や、作品とされるものはすべて愛おしい子供のようなものだと思っています。
ときには私の手から離れて独り立ちして、アレンジや脚色されていくものもあるでしょう。
どんな姿になっても可愛い子供にかわりはありません。
私の作品にさまざまな人の手によってかわることで、新たな命が吹き込まれるのだと私は思っています。
ファンのなかには新作とともに、いままでの作品にもふれたいものなのです。
アーティストの思いとして、新しい作品を受け入れてほしい。好きだといってほしいと思うのが自然でしょう。ですが、ファンはちがうのです。ファンにとって、新しいも古いもなく、好きなものはいつまでも好きでライブでも聴きたいのです。
そうしたファンの気持ちに応えてくれるアーティストが私は好きです。
ひとつひとつの歌や物語のなかには、そのときを生きていた時間、思い出が刻まれているのです。
過去の作品がリバイバルヒットされていることが音楽生命の終わりを意味しているのであれば、クラシック音楽は音楽の墓場なのでしょうか。よいものは時代と国を超えて愛され続ける。アーティストの生きがい、素晴らしさはそこにあるのではないでしょうか。
(了)
私のオリジナル曲「君に近づきたい」
私のオリジナル曲「ハードレイン」
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