イラン国内旅行に行ってみた:その2 逆ナン編
前回からの続きです。
前回見逃した方はこちらから
さて、夕方の便でイスファハンへ向かうべく
テヘラン市内の国内線専用空港へ
うむ、年期を感じるのは私だけでしょうか
思ってたより簡単にチェックインが完了し
古い機体に乗り込む
落ちませんように
そんな不安をよそに、颯爽と離陸
全然普通やん
ちょっと滑走路走行中、ガタガタうるさくて不安になったけども(笑)
飛行時間は1時間ですので、あっという間に到着
来たぜ!イスファハン!!
う~ん、イランっぽい街並みですな
空港から、観光地まではタクシーで20分程度
空港からのタクシー料金は一律30万リヤル(1000円弱)
タクシーの運転手は残念ながらペルシャ語オンリー
言葉が通じないって、不安ですよね
とりあえず、ホテル名を伝えたらOKとのことで
出発
なんだかんだ、あっという間にホテルに到着
ええホテルやんか。これで1万円ちょっととはお得だわ。(テヘラン市内だと基本2万円くらいする)
早速イスファハンを散策!
日も暮れ始め
いい感じの雰囲気に
イランは、というか中東の国は日中暑いので
20時過ぎくらいから彼らの活動時間がスタートするわけです
完全に夜行性です
夜になると人がたくさん
観光名所に近づくにつれ
期待してた街並みに
そして第一の観光名所、エマム広場に到着
雰囲気満点やないの
そうそう、日本人はみんなこういうの期待してるのよ
テヘランは先進国と変わらな過ぎる笑
地球の歩き方に書いてる通りの迫力
なんだかもう
物語の世界に入り込んだよう
たまには一人旅も良いな~
広場に大きな出店が出ていて
どうやら無料で飲み物とお菓子をふるまっているよう
私も貰おうかと近づいてみるとこれ
強烈なメッセージ(笑)
個人的には嫌いじゃない
そこでお茶をもらって、地元民と同じように、芝生の上に座り
一服
うん、お茶がうまい
そうこうしてるうちにあっという間に2時間が過ぎ
非常に満足した私は広場を後にしました
そういや晩飯食ってなかったと
道中のバーガーチェーン店に入る
いやもう実際、イラン料理には飽きてるもんでバーガーくらいがちょうど良いんです(笑)
カウンターに行くと
残念ながら、メニューは全てペルシャ語
私「英語のメニューないですか?」
店員「英語ですか?すみません、用意してないです。」
私「あらまぁ」
店員「何にされますか?」
私「何がありますか?」
店員「バーガー、サンドイッチ、ピザ、いろいろあります」
私「バーガーください」
店員「何肉にしますか?」
私「牛肉でお願いします」
店員「承知しました」
英語が通じるっていいですね~。やっぱり観光地はこうでないと。
で、一人で店内でバーガーを食べていると
隣に綺麗目のイラン人女性が座る
仕事の帰りなのか
一般的な会社の制服姿で一人で来てる様子
まぁ、珍しくもなんともないので、引き続きバーガーをほおばっていると
「どこから来たん?」
とその女性に声をかけられた
私「え?日本やけど」
女性「ええやん。一人?」
私「うん。一人やで」
女性「観光?」
私「うん、イランには出張で来てるねんけど、ここには観光で来た」
女性「へー、イスファハンは初めて?」
私「うん。さっき着いて、2時間ほど歩きまわってきてんけど、めっちゃ良かったわ~」
女性「あ~ほんまに~。よかったやん。どこ行ったん?」
私「イマム広場行ってきてん。でも、宮殿とかモスクは閉まってたから、中には入られへんくてさ。だからまた明日行くつもり。」
女性「スィーオセ橋は行った?」
私「あ、そこはまだやねん。それも明日行くつもり。」
女性「行くとええよ。有名やから。ところで、仕事って何してんの?」
私「商社やで。」
女性「ふーん、何扱ってんの?」
私「まぁ、何でも扱ってるな~。売るものがあれば何でも(笑)」
女性「なるほど。私は海外の某メーカーの子会社で働いてんのよ」
私「へ~、ええやん」
と、ここでとりあえず名刺交換
そうこうしてるうちにお互いもう食べ終わったので
私「そろそろ行きますか」
女性「せやね」
店先で別れて、ホテルに帰りました。
寝る前にパソコンで会社のメールチェックしてると
先程の女性からメールが入ってるではありませんか
「さっき言い忘れてんけど、明日私一日空いてるし、もしよかったら観光案内するよ。どない?」
ええやん
「是非お願いします」
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