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いやいや、めんどくさいんだってば!!

ほぼ毎日のペースでお送りしている我が家の風景。

だって毎日事件が起きるから。それが子育て中ってなもんだから。
というわけで、今日もお送りします。「我が家の風景」。

パン派の次男(小1)に、毎朝お願いされる朝食
・パンの耳は切って
・白いところには、バターとジャムとはちみつを塗って
・切った耳はバターを挟んだサンドイッチに

これを毎朝めんどくさいなぁと思いながら、朝からずいぶんカロリーも糖分も高いもの食べたがって嫌だなぁと思いながら、でもご機嫌で学校に行ってもらうためだと、自分を鼓舞しながら、頑張っている。えらい、私。

いつもはご飯派の長男(小3)が、今朝は「パンを焼いてくれ」と。そして、バターを塗ってくれと。それまでに、長男に一度朝ご飯を準備済みだった。炊き立てご飯に釜揚げしらすと生卵を乗せ、胡麻をパラパラ、そして醤油をチャッ。なんておいしそうな朝食を用意したにも関わらず、なんか変な匂いすると言って食べなかった経緯がある。代わりに私がおいしくいただいたが、それは良いとして。
さらに、「ウィンナーとベーコンを焼いてくれ」という要望にお応えして、フライパンいっぱいのウィンナーを焼いたところでの、長男からの「パン焼いてくれ」。

これに対して、私の「めんどくさい」は頂点に。

「めんどくさい。」正直にお伝えした。
「いやいや、パン焼くだけだよ。めんどくさくないよ。」

これにプチン。「だったら自分でやれー!」となり、長男は渋々自分でパンを焼き、自分でバターとハチミツを塗っていた。

私は考えた。そして、たどり着いた。
めんどくさいと思っていることを「やって」というところに腹が立ったのではない。めんどくさくないでしょと、私の「めんどくさいを否定」されたことに腹が立ったのだ。

いやいや、めんどくさいと本人が言っているのだから、めんどくさいに決まっているでしょ!!って、思ったのだ。

だから、長男には「そうだよね。めんどくさいよね。でも、母ちゃんの焼いたパンがおいしいから食べたいんだ」と言ってほしかった。ま、実際に小3の長男がそう言ったら「どうした?どうした?」とソワソワしたかもしれないけど。

我が家の風景は、よくある家族の風景だと思う。本人が「めんどくさい」と言ってるのに、「めんどくさくないでしょ」と説得するのは、家族だけでなくよくある風景かもしれない。

「大丈夫じゃない」に「大丈夫でしょ」
「痛い」に「痛くないでしょ」
「嫌だ」に「嫌じゃないでしょ」

いやいや、本人がそう言ってるんだから、そうなんでしょ!他人のことはわからないんだから!「大丈夫じゃなかったね」「痛かったね」「嫌だったね」と受け止めてよ!

この話、このまま長男にもしたら、「めんどくさいよね。でも母ちゃんの焼いたパンがおいしいんだ」とセリフ的に言われ、家族で大爆笑。一件落着。か・・・?

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