松下幸之助

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ノート

松下幸之助と『経営の技法』#259

10/31 繁栄主義

~思想にも寿命がある。だからこそ、これからの新しい”繁栄主義”に期待したい。~

 僕はすべてのものに寿命があると思っています。例えば路面電車。今は、だんだんなくなりつつあります。文明の利器として市内電車があらわれ、「こらええ、便利なもんがでけたなあ」と、みんなが驚き、電車はどんどん増えていきました。それが今度は邪魔になったから取り払われてしまうまで、わずか60年ですよ。男

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松下幸之助と『経営の技法』#258

10/30 資本の暴力

~資本は現代において1つの強い力。正しく行使してこそ、社会に有益に働く。~

 この会社では部品1個20円で売っていたのだが、最近ある大資本の会社が、この部品の製造にも乗り出して、これを10円で売り出した。どう会社を合理化しても、相手がこちらの半額ではとても競争できない。これでは会社がつぶれることは火を見るよりも明らかだから、ぜひ私の方で引き受けてくれ、と言われる。
 「

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松下幸之助と『経営の技法』#257

10/29 公のための怒り

~指導者は私情にかられず、公のための怒りをもって事にあたることが肝要である。~

 一国の首相は首相としての怒りをもたなくてはならないし、会社の社長は社長としての怒りをもたなくては、本当に力強い経営はできないといってもいい。まして昨今のように、日本といわず世界といわず、難局に直面し、難しい問題が山積している折には、指導者はすべからく私情にかられず、公のための怒りをもっ

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松下幸之助と『経営の技法』#256

10/28 企業発展の唯一の道

~すべての関係先との共存共栄こそ、企業が発展を続ける唯一の道となる。~

 企業が事業活動をしていくについては、いろいろな関係先がある。仕入先、得意先、需要者、あるいは資金を提供してくれる株主とか銀行、さらには地域社会など、多くの相手とさまざまなかたちで関係を保ちつつ、企業の経営が行われているわけである。そうした関係先の犠牲において自らの発展をはかるようなことは許

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松下幸之助と『経営の技法』#255

10/27 生かしあう時代
~日本と日本人の特質を正しく把握する。その上で、他国から学び、吸収する。~
 日本人であるならば、日本なり日本人としての特質というものを正しく理解し、これを正しく他の国々の人に伝えつつ、共同の幸せを求めていくことが大切だと思うのである。もちろん、国際化時代には、他国から学ぶものも一層多くなるだろう。その点は、謙虚に学び、素直に吸収していかなければならない。新しい知識、新

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松下幸之助と『経営の技法』#254

10/26 共存共栄の理念
~人間同士、共存共栄の理念は、長くつきあえばわかってもらえるものである。~
 例えばオランダは、国土が九州よりも狭く、国内だけを相手にしているのでは大企業は成り立っていかない。大きな会社は全部、海外で仕事をしているんです。そのことが本国のオランダを益し、相手国にも何らかのかたちでプラスになっている。この姿に刺激されましてね。
 松下電器も、日本の将来を考えると、やはりそ

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松下幸之助と『経営の技法』#253

10/25 大衆の判断

~大衆はいいかげんで信用できないと考えるか。そうではなく、神のごとく正しいと考えるか。~

 企業活動はいろいろなかたちで直接間接に世間、大衆を相手に行われている。その世間、大衆の考えるところ、行うところをどのように見るかということは企業経営の上で極めて大切である。
 世間はいいかげんで信用できないものだと考えれば、経営はそれに即したものになっていくし、世間は正しいと考え

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松下幸之助と『経営の技法』#252

10/24 対立しつつ調和する

~正しい意味での競争を行いつつ、その対立、競争の中に調和を見出していく。~

 その業界に属する店がそれぞれに健全で、お客様に信用されるものでなければなりません。もしそうではなく、業界の中に不健全なお店が多ければ、「あの業界はダメだ。信用できない」ということになって、業界全体としても共同の大きな損害を受けることになってしまうと思うのです。
 そういうことを考えてみ

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松下幸之助と『経営の技法』#251

10/23 自分の店舗と街の品位

~自分の店は、自分のものであると同時に、自分が住む環境の一部をなすものである。~

 自分のお店を常にきれいにし、お客様が入りやすいよう、また商品が見やすいようにすることは、商売を発展させていくために、非常に大事なことの1つだと思います。ただ、そのように店舗をきれいにするということについては、単にお客様の購買意欲を高めるためということだけではなく、より一段高い理

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松下幸之助と『経営の技法』#250

10/22 競争があるからこそ

~競争があるから、お互いが知恵を働かす。品質向上や適正なコストの実現に努力する。~

 競争があること自体は好ましいことである。競争があることによって、お互いに相手に負けないように知恵を働かせ、努力もする。そういうところから、製品の品質も向上し、コストもより合理化されて適正なものになってくる。競争のないところでは、やはりどうしても品質もあまりよくならないし、コスト

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