『スマートフォン』

スマートフォンは便利で身近な存在として急速に普及して         今では小学生でもスマートフォンを持っていたりします。      「LINE」はコミュニケーションツールとして定着していますが       便利な半面、危険性もあり社会問題になっています。

以前テレビ番組でLINEによる危険な事例が紹介されました。

友だちからぬいぐるみをもらった女子小学生が、感謝の気持ちで
そのぬいぐるみの写真付きで『このぬいぐるみ、かわいくない』と
書き込んだLINEを送りました。
『このぬいぐるみ、かわいくない?』と送るはずが
「?」を付け忘れたために、友だちは否定されたと誤解しました。
それがきっかけでいじめに発展したという事例。

また、LINEグループで映画を見に行こうとやりとりしている中で
『なんで来るの?』と交通手段を聞いたのに
「なんで」という曖昧な言葉をネガティブに受け取って
仲間はずれにされたと勘違いしたという事例。

「LINE」に限ったことではありませんが
相手の顔が見えない言葉のやりとりだと
その言葉がどういう意図で発せられたのか
受け取り方に誤解が生じることがあります。

「LINE」でのいじめ行為は、相手の表情がわからないので
相手を傷つけているという罪悪感が薄いように思われます。
「LINE」でのいじめ行為の例として
特定の誰かを仲間はずれにする『LINE外し』があります。

「LINE」のやりとりで子供がいじめや犯罪に巻き込まれるのを
防ぐためのアプリがテレビ番組で紹介されました。
やりとりを監視し、いじめや犯罪につながる言葉を検知して
親側の端末に通知するというアプリです。
会話の内容そのものは親に伝わりませんが
いつ誰と会話して、どんな言葉が使われたのかがわかります。
LINEによるトラブルを早期に発見するのが狙いですが
プライバシーの問題があるので、子どもの同意が前提。
使用する場合は、親子で目的を理解しあう必要があります。

「歩きスマホ」の危険性についても社会問題になっています。

スマートフォンはとても便利な存在ですが
使い方を誤らないようにしたいものですね。

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