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「生娘シャブ漬け発言を受け、早稲田大学・吉野家に意識改革・ハラスメント対策徹底を求めるオンライン署名 6月20日(月)に約2.7万筆の署名簿の提出・会見のお知らせ]

2022年4月16日に早稲田大学で開催された社会人向け講座に講師として登壇した元吉野家常務取締役企画本部長が「生娘シャブ漬け戦略。田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢・生娘な内に牛丼中毒にする。男に高い飯を奢って貰えるようになれば絶対に食べない。」と発言した問題に対して、SNSなどで多くの抗議の声が上がりました。。

授業の受講生であるAさんは、高いコンプライアンスが求められるはずの教育の場ですら、差別・ハラスメントが蔓延していることを思い知り、運営側に抗議を行いました。その中で、早稲田大学側の差別・ハラスメントに対する課題意識が弱いことや定められた「ハラスメントガイドライン」が充分に機能していないことを目の当たりにしました。また、吉野家社内ではこのようなの発言が日常的に行われていたようなニュアンスを感じられ、就活生差別などの問題も立て続けに公になりました。

この現状に危機感を持ったAさんは、5月より早稲田大学・吉野家の意識改革並びに、各組織の差別・パワハラ・セクハラの実態調査と公表、コンプライアンスルール策定とコンプライアンス教育の徹底を求めて、Change.org上でオンライン署名を立ち上げました。

■オンライン署名「生娘シャブ漬け発言を受け、早稲田大学・吉野家に意識改革・ハラスメント対策徹底を求める!」(https://www.change.org/NoHarassment-WY)

署名開始から約1ヶ月で、すでに2.7万筆を超える賛同を集めています。

つきましては、6月20日(水)、早稲田大学と株式会社吉野家に対して、署名簿の提出および記者会見が行われることとなりましたので、添付にてプレスリリースをお送りいたします。なお、先方には対面での署名簿の提出を申し入れましたが受け入れられなかったため、提出は郵送で行います。

報道関係者の皆様は、 Zoomにてご参加いただけますので、是非広く報じていただけますと幸いです。

私も、受講生さんをサポートする立場で会見に参加します。どうか、取材、報道をよろしくお願いいたします。

◯署名簿提出・記者会見の詳細

【日時】2022年6月20日(水) 14:30-15:30 @貸し会議室 RIVERLD新宿A


    14:30-14:40 Aさんより署名に関する経緯、訴え

    14:40-14:50 伊藤弁護士より要望書の経過報告、コメント

    14:50-14:55 指宿弁護士より吉野家の就職差別についてコメント

    14:55-15:00 武井弁護士よりコメント

    15:00-15:30 質疑応答

   

※署名簿の提出について

吉野家と早稲田大学には対面での署名簿手交を依頼しましたが、郵送で受け取るとの回答がありました。会見終了後に会場近くの郵便ポストより署名簿を投函いたしますので、その様子を撮影していただけます。


    当日はZoomからでもご視聴いただけます。チャット欄よりご質問を受け付けております。

→ 都合によりURLが変わりました❣️こちらです。

https://change.zoom.us/j/96656444755?pwd=OVQrYXhtV1dOdFNnTmVSVENmYUJXUT09


    ※個別取材をして頂くこともできます。ご相談ください


【場所】レンタル会議室 RIVERLD新宿A

     東京都新宿区西新宿7丁目12−3 小林ビル3階


【参加者】 

    Aさん    講座の受講者 ※お名前・顔出しNG

    伊藤和子  弁護士・NGOヒューマンライツ・ナウ副理事 

    ※お名前・顔出しOK

    武井由起子 弁護士 ※お名前・顔出しOK         

    指宿照一  弁護士 ※お名前・顔出しOK (オンライン参加)


【お問合わせ】

   Change.org Japan 広報
   email: press.jp@change.org


受講生産からのメッセージ

日本社会で働く1人の社会人として、マーケティングを学ぶ1人の受講生として、今回の発言には大きな衝撃を受けました。

今回の発言は、発言者個人だけに要因があるものだけでなく、早稲田大学・吉野家の組織としての課題、日本社会全体の課題が内包されていると感じます。

なぜなら、早稲田大学は日本屈指の大学の1つであり、吉野家は多くの人を雇用する大企業として、社会的責任や影響力があると思うからです。

今回の件では、早稲田大学側の差別・ハラスメントに対する課題意識が弱いことや、定められた「ハラスメントガイドライン」が充分に機能していないことを目の当たりにしました。

また、吉野家社内では「ウェルネス経営・女性・外国籍社員の活躍推進」を公表しているにも関わらず、今回のような発言が日常的に行われていたようなことを感じさせました。

実際に今回のケース以外でも、早稲田大学の教授を訴えたハラスメント裁判や吉野家に対するハラスメントの団体交渉などの問題が立て続けに公になっています。

この署名は、日本の屈指の大学の1つである早稲田大学・多くの人を雇用する大企業である吉野家に対して「差別・ハラスメントに対する再発防止対策」並びに「多様性を推進する先進的な組織への意識改革」を求めるものです。

お飾りのハラスメントガイドラインやダイバーシティ推進では意味がないと思います。

日本社会で学び働く全ての人が平等に安心して活躍できる環境づくりを求めます。


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