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リング上のガンマン 素人もその駆け引き、興奮を楽しめる。

「このパンチ出しといて、最後にこれを当てたい!」「相手は何を出すんだ?」スパーリング中の頭の中が破裂しそうになるし、そのスリルがたまらない。誰だって初めてみたらその楽しさにびっくりすると思う。

こんばんは。レビランドボーイです。今回は前回の「格闘技は面白い」の記事の続きで、打撃のキックボクシングについて書いていきたいと思う。レビは総合格闘技のジムに入り、K-1が好きだったのでキックボクシングから始めた。初めて半年くらいということもあり、知識が乏しいので「これから始めたい」「興味があるけど怖い」という方々に向けて、その魅力を書いていきたい。

初めてキックボクシングをした日

8月18日、駒沢の HEARTSに足を運んだ。
プロの方にパンチの打ち方、キックの打ち方、守備の仕方を教えてもらいクラスに参加した。レビランドは身体能力にはかなりの定評があり、自分でもかなり自信があったのだがその自信を玉砕される。

パンチが見えないし、何かパンチ、キックを出そうと考えていると相手は攻めてくる。構えもすぐにバランスが悪くなるし、ガードも下がる。ステップの足だけでもこんがらがり、頭がショートした。
しかしできないながらも、上手い人と打ち合ってるときに異常な興奮をしたのを覚えている。

クラスを終えてみての感想は「こんなに頭を使うのか」
キックボクシングは考えながらやらないとできないということがよく分かった。そして、いままでなんでも簡単にできていたけど「これほどまでできなかった競技」「こんなにできなくて悔しいと感じる競技」が初めてでもっと上手くなってもっと楽しみたいと思った。

キックボクシングの好きなところ

ここからは何点かあるキックボクシングの好きなところについて説明していく。

まずは「スパーリング中の異常な緊張、スリル」である。これは自分がうまくなる、強い人とスパーリングをするとより感じる。最初に動いて、パンチやキックを出す瞬間まではまるで「荒野で撃ち合いを始める前のガンマン」のようである。それほどまでに相手をよくみて、相手の攻撃を掻い潜りながら自分の組み立てた攻撃パターンを当てるという工程は多くの刺激を含むし、成功した際の興奮が異常である。この駆け引きが、格闘技の魅力なのではないだろうか。見合っている間の時間までも勝負。

次は「全身運動」である。

初めてやったときの疲れ具合はすごかった。頭も使うし、体の全てを使う。ガードをあげているだけで肩から腕が疲れるし、常にステップすることや、キックを出すことで足が酷使される。ジムの会員さんはかっこいい締まっている体の人が多い。楽しみながら、強くなりながらどんどん良い体が手に入るのは素晴らしいことである。

次は「より面白くキックボクシング、ボクシングを見れる」ということである。

これは本当に思う。やってみて気づく駆け引き、凄さがわかる。
プロの選手の蹴りを改めてみるとバランスが違うし、蹴るタイミングや技の種類にも魅了される。そして、あまり注目されない「ディフェンス」にも目が留まる。
しかし、なんであんな格闘技を見てるだけでテンションがあがるのですかね笑。一つのミスも許されないあの試合展開を経験を通してより面白く、感じとることができるようになる。

今回はキックボクシングの魅力について語った。多くのジムは一般会員の人はマススパーリングが多いと思うのでそんなにガチンコで殴られることもないので安心してほしい。少し慣れてきたら、ジムの人と約束してマウスピースやヘッドギアなどをして少しずつレベルを上げれば良いと思う。
今レビはコロナを患っているのだが書いていてとてもジムに行きたくなった。
多くの人に格闘技の楽しさが伝わると嬉しい。


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