雪うさぎと雪だるま
今朝、雪は止んでいた。
朝日に雪が照らされて、眩しい。庭の木からは、雪がぽん、ぽん、とまとまって落ちてくる。
雪は、道の上ではほぼ溶けてしまい、畑や木に残っているだけだ。昨夜は、ほとんど降らなかったようだ。
日陰で、雪うさぎを作った。双子ちゃん。冷たいけれど、素手がいい。ふんわりとした雪が気持ちいい。優しく丸めて、そっと目と耳をつける。目は万両の実、耳はその葉っぱ。固めず、ふわふわだから、すぐ溶けてしまうかな。
ふと、横を見ると、昨日、息子が作った雪だるまがいた。目や鼻や手もつけたようだが、全部取り外してある。雪がすぐに溶けちゃうかもしれないから、早々と作ったそうだ。息子らしい。
きれいな雪だるまを作りたいから、畑の雪ではなく、アスファルト上の雪をかき集めて。そのときも、雪は5センチくらいしか積もっていなかったが、一抱えほどの雪だるまができた。わたしはパートがあり、バタバタして、その日は終わってしまった。
わたしも雪だるまを作りたかったが、こんなに雪が少なかったら、ミニミニ雪だるましかできないなぁ。大きいのも作りたかったけど。そうだ!息子の雪だるまに…
息子にOKをもらい、万両の実と葉っぱ、それから枯れた草で、顔を作った。落ちていた蝋梅の花も飾りに。この子もうさぎ風にと思ったが、小鬼風になった。節分も近いから、いいかもしれない。
時折、屋根から雪が落ちてくる、ドサッという音にちょっと驚く。お日さまが、いつもより明るく感じる。
きらきら、みんな光ってる。風が出てきた。切り干し大根の季節。よく乾きますように。