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娘とふたりで台湾へ〜1日目の続き〜


以下の記事の続きです♪


 13時頃、台湾に着いた。入国手続きを終え、スーツケースを受け取り、両替も済ませる。空港から、バスでホテルへ。ガイドさんの話をききながら、街並みに見入っていたら、渋滞もなくスムーズにホテルに着いた。思ったより、疲れはない。娘は、飛行機やバスで、寝ていたのもあり、元気そうだ。

 ホテルで少し休憩をしてから、遊びに行く。15時過ぎ。お腹が空いていたから、ホテル近くの牛肉麺屋さんへ。2人で、250元。(1250円ほど)「元」はニュー台湾ドルのこと。香辛料の香りが鼻をくすぐる。それから、初めて食べる味。お肉は柔らかく、とても美味しかった。

牛肉乾麺(牛すじ肉)


 「ハオチー(美味しい)シェイシェイ(ありがとう)」と言いながら、支払いを済ませたら、飴のようなものをおまけにくれた。中国語で「楽しんでね!」と言われたようだ。言葉がわからなくても、気持ちはなんとなく伝わってくる。そのお気持ちが、うれしい。

 飴のようなものは、落雁のような食感で、甘酸っぱい梅の味がした。口の中にまだ辛みが残っていたから、すっきりとしてうれしかった。お腹もふくれ、娘とウキウキ歩く。見るもの全てが初めてなのに、不思議と懐かしくも感じる。

おまけの飴のようなもの
自分用にお土産にも買った


 駅まで5分ほど歩く。途中で、幼稚園のようなところがあった。しっかりした塀に囲まれている。ちらりと中を覗くと、校庭のカラフルな遊具が見えた。ちょうど、お迎えの時間のようで、たくさんのお子さんたちが、お母さんに手を引かれて歩いている。自転車に3人乗りで、帰る人もいる。お気をつけて。

 その向かいには、図書館があった。

図書館


 台湾の絵本が見てみたくなり、中に入る。児童書エリアは2階。エレベーターに乗り込むと、先に乗っていた女性が、「なんかい?」と日本語できいてくれ、「2階」というと、2階のボタンを押してくれた。「ありがとう」と言うと、笑顔でうなずいてくれる。うれしい。

 開いてみた絵本は、やっぱり漢字表記だった。けれど、漢字に読み方のルビのようなものが振ってある。「ボポモフォ」という台湾の平仮名のようなものらしい。中国語のピンインとは違う。いきなり、漢字を読むのは大変だからだろう。これなら、小さな子でも絵本が楽しめる。


 図書館を出て、地下鉄で迪化街へ。運賃は20元。(100円ほど)買い物がてら歩いていたら、不思議な雰囲気の場所に着いた。お寺のようだ。お寺の前には、大きなガジュマルの木が、まるでお寺を守るように生えている。立派な木たち。恐る恐る、中に入った。かなり古いお寺のようだ。

 中は煌びやかで、神々しく、たくさんの人がお参りをしていた。畏れもあり、写真は撮れなかった。それどころか、奥まで行くこともできなかった。場違い、そんな感じを受けた。自分流のお参りをして、お寺を出て、ガジュマルの木を見上げる。このガジュマルの木も神聖な木なのだろう。「触れるな」と言われたように感じた。帰国して調べたら、ここが霞海城隍廟(シアハイチョンホアンミャオ)だとわかる。今は、縁結びで有名なお寺らしい。


 その後、寧夏夜市(ニンシャーイエスー)に向かって歩く。途中、台湾で有名な胡椒餅を発見。豚肉のもの。ひとつ50元。(250円ほど)ふたりで、一個を半分こする。意外に大きく、ごろごろと豚肉が入っていて、ジューシー。美味しくて、大満足だ。


 旧正月のシーズンは終わったが、所々に、お祝いムードが残っていた。暗くなると、提灯や張りぼてのランタンが光り出す。子どもたちの作品だろうか。オリジナリティあふれる提灯が揺れていた。

子どもたちが描いたのかな?


龍のランタン


 寧夏夜市に着いた。商店街の前の道に、露店や屋台がずらりと並んでいる。

夜市スタート


ずらりと並ぶ屋台


 お土産を見てまわる。それから、何を食べようかと、娘と相談。あまりお腹が減っていない。つい、夜市で食べ歩く人の手元に見入ってしまう。どれも美味しそうで、目移りする。

 牛肉麺に小籠包、火鍋やたこ焼きのようなもの、いろんなお肉や部位の焼き肉、さつまいもの揚げ団子、タピオカミルクティー、フルーツ…とんでもなく大きな台湾唐揚げタージーパイを持っている人を見かけ、娘に教える。娘も食べたいとなり、タージーパイ屋さんを探す。

 ようやくみつけたお店。誰も並んでいない。ここだろうかと、不安になるが、奥を覗いたら、一気に5つほどのタージーパイを揚げているのが見えた。オリジナル味は、一個90元。(450円ほど)

 ひとつ注文してお代を払ったら、中国語で「23番」と言われ、それから英語で「5分待って」と付け加えられた。どうやら、番号が呼ばれたら、受け取るシステムのようだ。ワクワクと待つ。

 揚げあがった瞬間、思わず、娘とふたりで「わぁ!」と声が出てしまった。ダイナミックで、しかも美味しそう。出来立てのアッチアチのタージーパイを受け取った。ふたりでも食べ切れるかという大きさ。驚きながら、娘と交互にかぶりついた。

大きい!

 ふうふうと冷ましながら、パクッ、パクッ…美味しぃ〜!サクサクで、ジューシーで、スパイスが効いている。油っぽくもなく、パクパクと食べられた。骨の部分を残し、きれいに食べてしまった。あぁ、お腹がはち切れそうだ…

 夜市の出入り口には、ゴミ箱が設置され、来た人はきちんと、食べ終わった容器などをゴミ箱に入れていた。そういうところもいいな。そういえば、街のあちこちにゴミ箱が設置され、住む方々の意識もあるだろうが、落ちているゴミはない。

 路線バスで、ホテルまで戻る。娘は、携帯でサッと帰り道を調べてくれ、それには本当に助かった。Googleマップで検索をしているらしい。わたしは筋金入りの方向音痴。迷わずに行けた試しがない。それは、日本でもいつもそう。

 バスに乗る時に、運転手さんにホテル近くで止まることを確認してから、乗りこんだ。バスだと、多くの場所に、15元(75円ほど)で行けてしまう。わたしたちは、悠遊カードを使用。

 それから、わたしは降りる場所がわかるかどうか、冷や冷やしていたのだが、降りる場所になったら、運転手さんが手招きで教えてくれた。ありがたくって、丁寧にお礼を言って降りた後、出発する運転手さんにもう一度頭を下げたら、運転手さんも頭を下げてくれた。また、うれしい気持ちになる。

 それから、ホテル近くのスーパーで、カットフルーツを買った。ミニトマト、梨のようなもの、りんご、パイナップル。60元。(300円ほど)どれも甘くて、美味しかった。そういえば、台湾でミニトマトというと、フルーツになるみたい。

フルーツも美味しい!


 20時くらいに、ホテルに着く。盛りだくさんの1日目が終わった。


追記
2月末の旅行の話です。続きます。



台湾のこと、まとめてみました♪こちらもよかったら。



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