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600字チャレンジ!②

オリンピックと世界陸上の違いは何か

客観的には世間の盛り上がり、注目度が全く違う。当の選手にとってどちらも日本を代表して走る大会であるが、セカンドキャリアに置いてはオリンピックに出場しているかが影響することもあると思う。
実際に世界陸上では他国のアスリートにとって、五輪とは意気込みが全く違うと感じた。北京五輪13位の翌年、種目を変えて世界陸上の出場が決まった。今度こそ結果を出したいと思った。失敗しても良い、思い切って挑戦しようと思った。日本を代表するからには結果を出さなければならないが、そう思って臨むと萎縮し結果は出ないと五輪後に強く感じた。世界陸上は注目度も低いと意識的に思う事で気楽に挑戦できる気がした。
五輪で失敗した原因を自己分析すると、特別な大会だと思うから自分をコントロールできなくなり、自分の力が出せなかったと考えた。世界陸上では特別と思わない事だと考えたが、世界大会なので緊張もあった。しかし会場入りした時、肩の力が抜けた。他国の選手は、まるでお祭りに来たかのような雰囲気。もしかしたら、世界陸上は運動会の様な感覚なのかもしれないと思った。運動会は子どもにとって緊張半分、楽しみ半分…そんなイメージだ。だから他国の選手と同じ精神状態でいてこそ勝負できると考えた。
できるだけワクワクした状況をイメージするため、小学生の運動会のような気持ちで楽しもうと走った結果、陸上人生の中で1番の走りができた気がした。(597字)

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ある知り合いの方から、こんなタイトルで書いてみたら?とご提案いただき、勝手に字数制限して書いてみました。

#字数制限 #オリンピック #世界陸上 #違い #陸上 #マラソン #トラック競技


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。共感していただいだり、楽しんでいただけましたら、とても嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m