"人間力ってなんだろう!?"

『人間力』

この言葉を始めて耳にしたのは、高校一年生の時だ。当時、所属していた陸上部の顧問の先生がよく口にしていた。
陸上の基礎、人として大切なこと、礼儀は、ほとんど高校生の時に学んだと、現在もそう思う。その当時、人間力という意味を本当に理解できていたのかは分からないが、最近人間力の大切さを痛感する。

高校生の時に主に先生から厳しく指導されたのは、私生活についてだった。陸上部なのに、私生活?と思われる方も多いかもしれない。
実際、その当時は私も完全にはその意味を理解しきれていなかったと思う。

先生は、人に対する礼儀、気遣い、先回りして考える、信頼される、応援される、などなどそういう事ができる人を人間力のある人とおっしゃっていたと思う。
その通りの人間力が備わった人が先輩にいた。学業の成績もよく、先生からも信頼され、とても気遣いができて、周りから応援され、いつも私が何かやろとした時には、先輩が先にやって済ませている…そんな感じだった。そして競技力もチームで一番だった。

それに対し、私は私生活でもミスが多く、勉強もイマイチで、気遣いも先輩にはかなわない…そんな高校生だったように思う。
そんな私を顧問の先生は、厳しく指導してくれた。先生の指導は、仲間同士でも注意し合える関係、甘えは許さないというものだったので、仲間からも時には厳しく注意された。

私にとって、楽しいよりは厳しい3年間だった。陸上の練習も私にとっては、厳しいものだったし、私生活でも気が抜けない、そんな3年間だった。

ほとんどの先生は、卒業する時は良い言葉をかけてくれて、気持ちよく卒業させてくれのではないだろうか。
顧問の先生は、私に最後まで厳しい言葉をかけた。
高校一年生の時に掲げたチーム目標が達成できずに、卒業となってしまった。
個人の目標は、達成できたのだが、駅伝での目標は最後まで達成できなかった。少し心残りの気持ちはあったけど、どこかで "まぁいっか"という気持ちがあった。
しかし、先生は"まぁいっか"という甘い考えを指摘してくれた。

『高校では目標達成してないんだから、次の場所では必ずやりなさい』

もう少しで、高校生活に満足してしまうところだった。満足してきたら、オリンピックには出る事は無かったと思う。

最近思うことは、仕事でうまくいってない人を客観的に見ていて、難しい事ではなく、ふと人間力が無いという事なのではないかと思った。

もちろん、それだけではないが、礼儀があり、気遣いができて、先読みでき、信頼され応援される人…つまり人間力があるという事は、社会に出てもやっていける、先生はそういう指導をしてくれていたと改めて感じる。
どんなに、能力、技術があったとしても、人間力が無いと難しいと感じた。
先生は、「どんなに速くても、人間力が無いとレースの最後は通用しない。レースの最後に人間力が出る。」といつもおっしゃっていた。

ビジネスにおいても全く同じことが言えるのではないか、とふと高校の先生の言葉を思い出した。そして、今もまだまだ社会人として発展途中だが、高校生の時から、社会人として通用するように指導してくれた先生に、改めて感謝の気持ちで一杯になった。
また、先生の偉大さをまた感じる瞬間だ。

そして、人間力について改めて考えていたら、大谷選手の高校一年生の目標シートが目にとまった。
世界のトップレベルの選手こそ、強ければ良い、勝てれば良いという考えとは、全く違うと改めて感じる。

自分の人間力も、常に高めて行きたいと思う。

Thank you

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元天満屋陸上部。2008年北京五輪女子マラソン日本代表。翌年、世界陸上ベルリン大会1万m7位入賞。2014年に現役引退、現在NOBY T&F CLUB コーチ。スポーツに限らず日常で感じた事を思うままに書いてます📝趣味 : 写真、旅行
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