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ホイアンで見つけたアレコレ

15年前、ふとベトナムのホイアンに行ってみた。ダナン空港からバスがバイクタクシーで1時間弱で行けるランタンの街。どうやってホイアンまでたどり着いたかは覚えてないが、そんな苦労した覚えもないのでたぶん空港内でバスの予約ができたのではないだろうか。

ホイアンは夜になるとランタンが灯りとても幻想的な地方都市。滞在中は特にお祭りがあったわけではないけど、毎晩こんな感じだった。

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昼間の街並みはこんなかんじ。

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この時、まだ観光地として有名じゃなかったのか、シーズンオフなのかあまり観光客がいなかった。ゲストハウスもすぐに見つかった。部屋の割にすごい安くてびっくりしたが、条件が隣の服屋でオーダーメイドの服を一着買うこと。オーダーメイドもカタログ見せてもらったが、安いので問題なし。ちょうど日本帰る時の小綺麗な服が欲しかったんだ!
こうして、宿と帰宅時の服が決まった!

服のオーダーは、欧米の雑誌を渡されて好きな服を選び、色を指定して3日後にできますというサービス。シンプルな緑色のワンピースにした。

むかし、日本市街だったらしく、日本橋という建造物や三重県の伊勢うどん(甘い太いうどん)をルーツにもつ麺があったり…ちょっと、日本と関係ある場所だった。漢字も所々にあるが、日本というよりは中国っぽいなと思った。

そんなホイアンで見つけたものをご紹介。

足が細い犬、迷子っぽい犬。

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お土産類。露店のかわいいおばあちゃんが売ってる土笛とか、お面とか。

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ホワイトローズ(ワンタン)とカオラウ(太めの麺)

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ホイアンの観光と言えば、この昔ながらの街並みと近くにあるミーソン遺跡がある。どんな所か聞くと「インディージョーンズ!」と言われたので、ゲストハウスで申し込んで行ってみた。

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朝から雨が降っていた。外国人を集めたバスツアーで、遺跡をうろうろ。遺跡内に入っている時、足首あたりまで水が…
え、ここ通るの?と初めから不穏な雰囲気はあった。

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建物の中まで入ってガイドが案内してくれるが水嵩が増していく…
え、ヤバくない?

ガイドがどんどん先にいく。ヨーロッパ系のマダムが、ねぇ、観光どころじゃないんじゃない?と声をかけると、ガイドが、僕もそう思います。ここで引き返してもいいですか?それとも最後まで説明しますか?

ぜひ、ここで引きかえしましょう!と全員賛成。

水はもう膝上まで来ている…

ミーソン遺跡観光強制終了。宿に戻り、靴や濡れた服を乾かす。乾かなそうだったのでランドリーサービスに出す。

雨に打たれて体力の消費が激しく眠い。
屋台のドーナツ買い込んでこの日は早めに寝た。

次の日、街の様子が一変してた。
あの雨は、想像よりも大雨だったのだ。

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浸水した街を散歩して帰ると、宿の近くの空き地に洗濯物が干してあった。こんな湿気で乾くのかな?と思って見てたら、何やら見たことあるTシャツが…

あ、私がランドリーサービス出したやつだ。シンプソンズの靴下もある。どんよりとした曇り空の下、のびのびと干されてた。

見間違いではなく、その日の夕方、帰ってきた洗濯物は半乾きのにおいがした。

翌日、オーダーメイドしたワンピースができたと連絡が来て取りに行った。

幼稚園の劇で子供が着てそうなピーターパンの衣装が渡された。

この生地は、レーヨンというのか。
テカテカのやつで、深い緑を選んだはずなのに、黄緑のピーターパンカラーだった。これで日本に帰るのは罰ゲームなので却下。結局、大きめお土産Tシャツを買った。着て帰り、お父さんのお土産にした。ここでピーターパン衣装の出費は相殺された。

この旅は服の運が超絶悪かったなと振り返る。
でも、ランタンが綺麗だったし、どのカフェもベトナムコーヒーが美味しく、ゆったり過ごせた。






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