見出し画像

インドネシアのことわざ(食べ物編)

インドネシア語のレッスンで習った食べ物にまつわることわざをイラストにしました。増えたら追加、関連した情報の追加・修正などもしていきます。

Nasi sudah menjadi bubur
米はおかゆになってしまった

(一度起きてしまったことは二度と元には戻らない)
<日本>水盆に返らず、後の祭り

無題211_20200124235527

たしかにお粥は白米には戻せない…と納得しました。
マクドにもごはんメニューがあるほどお米が好きなインドネシアっぽさ全開で大好きなことわざです。

Ada gula ada semit
砂糖のある所にはアリがいる

(何かがあるから何かがある。)

無題211_20200124235503

砂糖とアリという組み合わせが可愛くて好きです。でも、実際にいたらギョッとします。

Bagai mentimun dengan durian
きゅうりとドリア

(比較にならないほどその違いは大きいこと)
<日本>月とスッポン

無題211_20200124235505

ドリアが登場するところが南国っぽい。月とすっぽんを比較した昔の日本人(これはこれで天才)も、ドリアときゅうりを比べる発想はなかったと思います。

Air susu dibalas dengan air tuba
牛乳をトバ毒で返す

(恩を仇で返す)
<日本>飼い犬に手を咬まれる

無題211_20200124235508

先ほどの砂糖の時と同様に、インドネシアのことわざは出てくる単語が可愛いと思います。ただ、牛乳あげたら毒が戻ってきたら怖い。返してきた人の恨みを感じます。

トバはエゴノキのことで、麻酔効果がある植物なのですりつぶして川に流し、魚とりに使われることもあるそうです。魚が麻痺して浮いてくるようです。

殺す系の毒ではないのがまだ救いなのかな。でも牛乳あげたのに…

Bagaikan mendapat durian runtuh
落ちたドリアンを得るような

(思いがけない好運を得ること)
<日本>棚からぼたもち

無題211_20200124235532

たまたま得た幸運を日本では「ぼたもち」、インドネシアでは「ドリア」で例えるのか。インドネシアでのことわざでよく出てくるドリア。ドリアの価値レベルが高いことがことわざから学べました。

Bagai telur di ujung tanduk
角の先にあるたまごのような

(とても危険な状況)
<日本>火中の栗を拾う、虎の尾を踏む

無題211_20200124235544

これは確かに危険。ただ、角の上にたまごという状況は見たことがありません。ことわざや例えは、誰かが見たり聞いたりした状況から派生すると思うので、たまごを置いた人、すごいなと思います。



▼LINEスタンプ作りました▼

LINEスタンプイメージ

https://store.line.me/stickershop/product/10625659/ja

画像7

<おまけ>
ジョグジャ郷土料理グドゥッグ屋台の甘く煮込まれたタマゴたち。
辛くないインドネシア料理!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?