#12 のぶ 「真似から始まるこの人生」優しく愛に満ちたアツい戦士
今回のインタビューはこの方
のぶ ・大通チャレンジラボのメンバー ・北海学園大学3年 野望は、情熱大陸に出ること。彼曰く「流されるのも人生。人間はコピーをして生きるものだと思っているから、マネから始まる人生だと思っている」とのこと。子どもが大好きで、学童保育のアルバイトなどをしている。
ーー将来の夢は何ですか?
中学校の先生になりたいです。理由は、中学生の視野を広げてあげたいから。みんなが面白く生きられるように、「世界はこんなにも広い」ということを伝えたいと思っています。
教育関係の中で、特に性教育が嫌いです。なぜか、表面上だけを教えて実際の中身を教えないのが良い教育だとされていますが、そのタブーとされている部分を知らないで大人になり、誤って赤ちゃんを授かったときにどうすることもできないことがある。そういう教育を変えたいと考えています。
ーー生徒の味方でいてくれる先生ですね
理想はGTOの鬼塚先生です (笑)。彼の、生徒と同じ目線であることが素晴らしいと思っていて、学校は勉強だけを教えるところではなく社会を教えるところであるべきなので、そういう部分で令和の鬼塚先生になりたいですね。そして教え子が16歳になった時点で「バイク盗んでこい」「家出もしてこい」と言える先生がいいな。
自分が家庭にも学校にも居場所がなかったからこそ、自分だけは居場所がない生徒にとっての居場所になりたいです。生きづらさを抱えた生徒に「俺のところこいよ」と言ってあげる関わりを築いてあげたいです。
ーー人生のプランはどんな感じですか?
先生になって、まずは九州の教育を学びたいと思っています。ゆくゆくはそれを北海道に持ち帰ってきて、九州の教育と北海道の教育をハイブリットさせた新しい教育を生み出したいと思っています。ですが、現段階でそこの基準はあいまいです…。そして同時に、どうにかして副業したいと思っています。割とテキトーな人生なので、そこも分からないけれど先生になって副業する。その後の40~60歳は老後の人生を謳歌したいと考えています。
ーー副業ですか?!
社会貢献がしたいです。なぜなら、学生が好きなので学生たちが活動できる空間を作りたいから、そして、大学に進学して町づくりに興味をもったからです。いずれは、鬼塚先生のようなティーチャー人生のどこかで、13LABOを真似たコワーキングスペースを作りたいです。そして「先生×飲食店のオーナー×町づくりの活動」の基盤を作り上げたいと思っています。
ーー料理がプロ級だと聞きました (笑)
料理はめっちゃ好きで、大学からバイトで料理をしてハマりました!料理って奥が深くて、数学で難解問題の手法探していく時のワクワクと似ています。正解のない正解を探していく感覚でいろんなものを足して、マズくなっても、おいしくなっても面白い。さらに、自分が作った料理を誰かが食べて「美味しかった」と言ってくれた時はものすごくうれしくなる。至福の時間です。
ーーそれは何かで勉強したのですか?
していません。一度、料理を極めた方とお話した際に、その方が「料理はなくてもいいものだけれど、あったら生活に豊かさを与えてくれるものだ」とおっしゃっていて、その一言に感動しました。自分も生活を豊かにしてくれるものならあってほしいと思い、毎日、最低限の料理は作るようにしていたからすごく上達しました。
みんなに一言:死んだときに後悔しない生き方は、毎日全力!だから自分のモットーは「やらずして後悔するよりやって後悔する」。やらない後悔は杭が絶対残るから一番よくない。
(取材日:20.12.01)