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資格試験を受けてきた話【エッセイ】

はじめに

こんにちは!わちゃです。今回は資格試験受けてきたよ!っていうタイトル通りの話をしていきます。

・資格試験を受けようと思った経緯
・資格試験のモチベーションの保ち方
・資格試験を受けてみてどうだったか

について、話していこうと思います。ぜひお付き合いください。


資格試験受けたことありますか?

「資格」を持っていますか?

私は、大学生の頃に教員「免許」を3種類取得して、働きながら他にも免許を追加で取りました。ただ、教員免許は大学の講義を受けて単位を取得したら得られるモノなので、そこまで難しいものでもありません。ただ、授業を受けたり、レポートを書いたり、講義内の試験点数がよければ手に入るようなものです。真面目に講義を聞いて、補足で少し勉強したらいいくらいです。

他にも資格にはいろんな種類がありますよね。試験がなくて、講義を受講するだけで手に入るものもあります。

・移動介護従事者(ガイドヘルパー)
・救急員(日本赤十字社)
 →高校生の時に取得し、有効期限は5年なのでとっくに切れている
・社会福祉主事

と、簡単な資格はいくつが既に持っていますが、どれも「受講だけ」で取れるものです。

「資格試験」を受けたことがありますか?

資格試験」というと、大学4年生の頃に「社会福祉士」という国家試験を受験したことがあります。教員免許の単位を取得しながら、社会福祉士という国家資格にチャレンジしていました。

当時の私は、学費や生活費は「奨学金とバイト代」で支払っていたので、バイト三昧。教員採用試験を受けるため、勉強にも熱を入れていたし…。なんて、言い訳が並んでしまいます。言い訳したくなるほど、社会福祉士の勉強はしませんでした。受験資格(単位を取ると受験資格が得られる)は持っているので、とりあえず社会福祉士の試験を受験。

もちろん、全く歯が立たず、「え、これわからん。選択式だし、鉛筆転がすか!」という状態。当たり前ですが、不合格でした。

社会人になっても、「社会福祉士は、今の仕事には必要ないし」「忙しいし無理!」という言い訳を並べ、「資格試験を受けること」を避け続けていました。

資格試験を受けようと思った経緯

「資格試験」に対して、マイナスのイメージを持ったまま、社会人として生活して数年が経ちました。昨年末に『今年、チャレンジしてよかったこと』という記事を書きました。その時に書いたのですが、「IT系の用語を覚えたい」という気持ちがあり、「ITパスポート」というIT系の一番簡単な国家試験を受験しました。夏の休みに2・3週間ほど勉強して、無事合格。

必要のない資格

ITパスポートという資格は、私の仕事には全く必要ありません。「必要のない資格」は取ろうと思わないのですが、「この資格を取ることで知りたい知識が深められる」と思うと、取ってみようかなと思えました。

簡単な資格だと、ExcelやWordなどの情報処理関係の資格は、既に知識もあるし、技術もあるのでノー勉で合格できてしまいます。でも、その資格を所持していたところで私の仕事には意味がないですし、知識が新たに得られるわけでもないので「いやー受けなくていいでしょ」となるわけです。

「ITパスポート」の試験の内容は、「あー!この用語知りたかった」というものばかり。初歩的な内容ですが、私にとっては初めて知る用語がたくさん。合格後に仕事で「〇〇という機器があそこにあってね。〇〇と〇〇を繋ぐ機器の名前なんだっけ」と用語に詳しい先輩の話が「わかる」ようになったのです。今まで「なんだこの人…。何語をしゃべってるんだ」と思うほど、専門用語が多すぎて、ちんぷんかんぷん。それがやっとわかるようになって、嬉しさを覚えました。

私の仕事は、IT系の資格を取得しても、給料が上がるわけではありません。学校現場の教員ですから。必要かと言われると、いりません。でも、勉強することで「知りたい用語を覚えることができる」というのは、とても有意義だと感じました。有意義というと、意識高い系ですね。いや、普通にわくわくしたし楽しかったんですよね。用語を覚えることが。

今回、受けた資格は

ITパスポートを昨年9月に受験し、合格。
次は何を取ればいいかな~と資格試験を受けることが楽しくなってきた私はChatGPTに「ITパスポートの次は何を受けたらいい?」と聞いてみました。

・情報セキュリティマネジメント試験
・基本情報技術者試験

の2つが提案されました。

情報セキュリティマネジメント試験は、パソコンやネット、アプリなどを利用しているユーザー向け。
基本技術者試験は、開発者向け。

とのこと。私はユーザーなので、「情報セキュリティマネジメント試験」を受けることにしました。ちょうど仕事でも「情報セキュリティ」の重要性について悩んでいた時期だったので、タイミング的にもばっちりでした。そして無事この5月に試験を受けて合格点が取れていました。(指定会場のPCで受験し、その場で点数が出る仕組みのCBT試験でした)

私の勉強方法

合格したので実際に勉強方法とモチベーションの保ち方について、話していきます。

勉強の手順(実際にやった)

1予祝をする
2受験日を初めに決める
3学習計画を立てる
4電子書籍で、参考書を一通り読む
5単語帳を作る(Notion)
6参考書についてきた過去問題(PDF)をダウンロードして3年分解く

それぞれの手順について簡単に解説しておきます。

モチベーションを高めるために初めにすること

モチベーションを高めたり、維持するために初めにすることは「1予祝」と「2受験日を初めに決める」です。

予祝とは
予祝という言葉、聞いたことないですよね。ひすいこたろうさん著の『前祝いの法則』という本に出てくる言葉です。

今回の資格試験の場合は「受かったつもりになって、合格祝いをする」のが
予祝です。本当に受かったと思って、話し相手がいるなら「聞いてよ!毎日2時間勉強したんだ!ちゃんと朝起きてさ~。ここまで頑張ったら受かるだろ!と思ったけど、やっぱり不安で前日にめっちゃ用語確認したわ!受かってマジで良かった。用語の確認って大事だよな」という風に、具体的に受かるまでの過程を話すのです。妄想でいいんです。話し相手がいないなら、ノートに合格発表日の日にちを書いて、日記のように書き始めます。「今日は、合格発表日だった。受かっていてほっとした。がんばってよかった。あまり勉強できない時期もあったけど、毎日地道に参考書を読んでいたから、ある程度覚えいたし、自信は実はあった。イヤーめちゃ嬉しいな」みたいな。妄想日記ですね。その日(未来)の自分になって書くのです。

もうわかりますよね。予祝をすることで、以下のメリットがあります。

・合格したときの気持ちを想像できて、モチベーションが高まる
・合格までの過程を予想でき、具体的な学習計画が立てられる

予祝することで、「2受験日を初めに決める」「3学習計画を立てる」の効果が高まります。受験日は先に決めてしまって、申込期間が来たら即申し込みましょう。学習計画はより具体的に。

以下に、以前執筆した関連記事を貼っておきます。

電子書籍やアプリスマホ

折りたたみスマホを使っているのですが、iPadなどのタブレット、普通のスマホでも大丈夫です。Amazonの電子書籍アプリKindleで「参考書」を購入しました。どこでも読んで勉強できるようにしたのです。電車やバスの移動中、お風呂、寝る前、おやつ食べながら、どんなときでも参考書を読むことができます。実際の本だと、本を開いたまま置いておくには、重しが必要です。パタンと開いたままにはなってくれません。電子書籍ならそんな手間もないので、とても便利です。

Notionというアプリで単語帳を作って、学習もしました。アプリで学習できるのも強みですよね。今では、「〇〇資格用」のアプリが存在していたりします。

折りたたみスマホで実際に勉強する方法は以下の記事でまとめています。iPadやスマホでも使える技もあります。

おわりに

実際に勉強にかかった期間は、2か月ほど。毎日勉強していたわけでもないので、隙間時間に参考書で大まかな内容を覚え、試験日2週間前に過去問を解きはじめ、単語帳で仕上げる。という過程でした。前回受けたITパスポートと内容が被っているので、暗記は少なかったように思います。

さて、次回も何かを受けてみようかなと思います。
・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験
・情報処理安全確保支援士 等 さらにまだ上もあるそう。

情報処理関係以外を取ってみるのも良さそうです。自分にとって興味が惹かれて、覚えたい知識がある資格を選んで受け、「面白い」と感じながら頑張れそうです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
コメント欄にて、感想などお待ちしております。資格試験エピソードなんかもコメントで教えていただけると嬉しいです。

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